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月見草の花嫁: 佐賀民話の語りより

月見草の花嫁: 佐賀民話の語りより

月見草の花嫁: 佐賀民話の語りより

作家
飯野和好
出版社
ビーエル出版
発売日
2014-03-01
ISBN
9784776406471
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月見草の花嫁: 佐賀民話の語りより / 感想・レビュー

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ヒラP@ehon.gohon

飯野和好さんの絵は、時にはとても艷やかで、魅了されてしまいます。 それにしても、タイトルといい話の内容といい、直球で大人心を揺さぶる、佐賀民話ではあります。

2021/07/07

ヒラP@ehon.gohon

人知れず咲く月見草の恋心、とてもロマンチックなお話です。 でも、愛する嫁のためにと摘み取った月見草が、女房の命を摘み取ってしまうなんて、馬子の清吉のいたたまれない悲しみが想像されて切なくなりました。 月見草の清楚な姿が余韻として残り、心打たれる話です。

2018/04/13

杏子

図書館で立ち読み。月見草にさくっと鎌を入れた瞬間の表現が印象的だった。こんな話もあるんだ、はじめて。読後感がめちゃ哀しい。

2015/09/02

文吾

★★★★★/図書館本、佐賀県の民話。馬子の清吉はとても歌が上手。美しい声で清吉が歌うのを聞いた月見草の花が、清吉に恋をする。娘の姿になって会いにいき、さよと名乗って清吉の嫁になります。。貧しいながらも清吉もさよも、幸せそうなのが伝わってきました。最期は清吉がさよのために、と花を摘む。それが月見草で、さよは消えてしまいます。。なんとも切ない読後感でした。これも異種婚姻譚というやつなんでしょうか。やっぱりずっと一緒にはいられないんだな。。

2016/12/16

ヒラP@ehon.gohon

おもちゃ図書館で読み聞かせしました。大人の読み聞かせ。

2021/07/07

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