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人間椅子

人間椅子

人間椅子

作家
江戸川乱歩
出版社
ゴマブックス株式会社
発売日
2016-02-19
ISBN
9784777117758
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人間椅子 / 感想・レビュー

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リッツ

何十年ぶりかの物語たち。この雰囲気いいな♪ぼんやりしていた記憶が蘇り最後まで楽しく。屋根裏の散歩者や人間椅子は子供の頃色んな作家によって漫画化されたのも幾つか読んでるので、かなり記憶が脚色されていたようだ。中にはラストを変えていたのもあって、そちらを先に読んだため後に本を読んだときの驚きも思い出した。それはそれでまぁ面白かったのでヨシとして大人になってから読むと又ちがう味わいがあるもんだな~と思った。

2016/05/28

AU.Step

多分、小学校の頃に学校の図書館にあった「少年探偵団」「怪人二十面相」を読んで以来の江戸川乱歩。タイトルは知っている程度の作品もあったが全て初読。どの作品も平易な文章で読みやすいが、最後のオチのところで更に一捻りあって、唸ってしまう。この作品集の中では「赤い部屋」が好み。有名な「人間椅子」は、設定そのものがぶっ飛んでいて、そういう嗜好の人にはたまらないのだろう、と感じた。

2019/08/25

NBR

生粋のトリックが楽しめた。 特に表題でもある人間椅子はまさに狂気で、衝撃的。

2017/02/04

ニコラス@ケンジ

「屋根裏の散歩者」と「疑惑」が好み。D坂はまさか名探偵初登場のエピソードがこんな話だとは思わなくて唖然としたw

2016/08/05

海星梨

殺人願望くらい誰でもある、それを想像して現実の鬱憤を晴らした気になって居る、そんな揶揄を感じつつ。文化史を全く知らないことを歯噛みしつつ、ポーもあんまり読んでないんですよね、だからここはちょっと西洋すぎるなぁ影響受けてるのかなぁとか思う場所はあったのですけれど断定できないところが……。あとは「探偵する」って動詞で使っているの面白い。いろいろな手法がみえたりして、そこも面白かったです。

2016/12/31

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