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鼠小僧次郎吉

鼠小僧次郎吉

鼠小僧次郎吉

作家
芥川龍之介
出版社
ゴマブックス
発売日
2016-07-20
ISBN
9784777130436
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鼠小僧次郎吉 / 感想・レビュー

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コーデ21

青空朗読アプリにて《汐留の船宿で3年ぶりに再会した2人の遊び人風の男が酒を酌み交わしながらする「旅先で偽の鼠小僧に出会った」話》 話自体はシンプルで軽妙。落語話を聞いてるようで楽しめましたが、芥川らしいヒネリは感じられず、ちょっと肩すかしだったかも💦 ただ、着ているモノの描写や江戸情緒あふれる情景描写などが繊細で、さすが芥川さんらしさを感じました👑

2023/07/10

ラッチ

和泉屋の次郎吉たぁ で終わるこの物語は、面白い!是非周知したい小説です。芥川の作品としては滑稽物に分類される話です。

2018/03/18

hiko1

悪人を普通の人がどういう風に見ているかを描いた作品。「胡麻の蠅」と呼ばれるケチなコソ泥は、派手な悪事のほうが人々が驚嘆し敬意を払うと考える。彼は義賊と言われた鼠小僧になりすます。それを見とがめた和泉屋次郎吉は、悪事を働いて捕まえれば重い刑罰に処せられるという冷酷な事実を突きつける。この事実は重い。実はこの和泉屋次郎吉こそ鼠小僧であった。

2021/10/28

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