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ぼくたちが 知っておきたい生理のこと

ぼくたちが 知っておきたい生理のこと

ぼくたちが 知っておきたい生理のこと

作家
博多大吉
高尾 美穂
出版社
辰巳出版
発売日
2022-10-07
ISBN
9784777828982
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ぼくたちが 知っておきたい生理のこと / 感想・レビュー

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ルピナスさん

生理には個人差があり、女性同士でさえ話すのは憚られるテーマで、生理のために不調な時期があっても気合いと時々の薬で乗り切り、辛さを表に出さず平気を装うべきだと、ほんの数年前まで本気で思っていました。変化はやはり、産婦人科高尾美穂先生の番組を聴くようになってから。あぁ、辛いと周りに理解を求めて良いんだと心が楽になっただけでなく、今では、娘や息子には当事者として、社会で共に生きていく仲間として、等しく生理について知って欲しいと思います。想像力を働かせ思いやれる社会作りの一助となる良書だと思います。

2023/06/01

たまきら

読み友さんの感想を読んで。ぜひ男性に手に取っていただきたい指南書です。はっきり言って女性にとっては「えっ?」という内容でしょう。けれども男性が女性の体について知ることこそが、本当の「公平」につながっていくのではないか、という真摯な視点が素直に嬉しいです。娘が生まれたおうち。結婚する息子さんらに、手に取ってもらえるといいなあ。

2023/06/11

G-dark

身近な人の心と体についてまず興味を持つことの大切さを、この本は気づかせてくれます。生理のメカニズム、生理痛、更年期、閉経、社会的な課題(「生理の貧困」含む)について書かれています。博多大吉さんが男性目線の素朴な疑問を投げかけ、産婦人科医の高尾美穂先生が答えて、その答えを聞いた大吉さんが更に素朴な疑問を投げかける、という対談形式なので、「勉強している」というよりは「二人の話を読むうちに自然と学べる」という感覚で読みやすいです。わたしは男性だけでなく、女性にもこの本をおすすめしたいです。

2022/12/03

タルシル📖ヨムノスキー

瀬尾まいこさんの〝夜明けのすべて〟から繋がった本書。世代的にこの手の話題は避けるというか遠巻きに見守るというか、口にしてはいけないというか…。とにかくなんとなくは知っているけれど、自分から積極的に知ろうとはしなかったのは確か。でも人類の半分は女性で、職場も女性の比率が高いので、今更と言われるかもしれないけれど手に取りました。一番驚いたのは2019年に消費税が8%から10%に上がった時に、生理用品は軽減税率の対象にならなかったという事実。特に医療や介護、そして保育や教育関係で働く男性には必読の一冊だと思う。

2024/04/01

ひろさん

この本のタイトルを登録する事にすら少し抵抗を感じる世代ですが、そうではなく皆で知識として女性の生理や心理や苦痛を理解しましょうという姿勢がとても読みやすかったです。あさイチを見ていたらこの2人のスタンスも笑顔も思い浮かび、対話形式で進む内容が分かりやすい良書です。ぜひ夫婦で親子で共有して欲しいです。 私は横にいる家族に自分の話を振りながら読書しました。

2023/01/08

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