山背の里から
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山背の里から / 感想・レビュー
takaC
割と古い本だったのね。
2011/01/08
Takarada Kazuo
はぐれ鷹の主人公のモデルの人物の実像や東北の日常のエッセイなど広い分野で書かれていて楽しめる一冊
2017/03/27
さんつきくん
直木賞作家 熊谷達也先生のエッセイ集。時期的にデビューから「邂逅の森」発表時の作品。発表した作品の舞台裏や、宮城で養ってきた感性がその後の作品に色濃く反映されていて、興味深い。自然や動物達への畏敬の念もまた。宮城を離れて、また戻ってきて宮城・東北の良さに気づいた氏の思いが伝わる。そして、仙台を舞台に小説を書く伊坂幸太郎先生との夢の対談も収められて、興味深い。伊坂氏「邂逅の森」について熱く、そして熱く語っています!
2013/06/30
後藤良平
熊谷さんの本では初めて読んだ、色々な雑誌や新聞に出したエッセイ集。まさにひとり言。こんなにバイク好きで、あまのじゃくな人だったとは。ちょっと想像と違ったが、ますます好きになった。東北の農村が嫌で東京に出たというのが、まるで私の妻と一緒。熊谷さんは東京が息苦しくなって戻ったが、私も妻も東京にそこまでの悪感情はない。やはり東北でも市街地で育ったか、徹底的に野山を駆け回って育ったかの違いだろうか。自然との共生という言葉の胡散臭さ、宮沢賢治の描く童話の異質さなど、載っている対談も面白い。年間No.121榴岡図書館
2020/12/06
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