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光る風

光る風

光る風

作家
山上たつひこ
出版社
小学館クリエイティブ
発売日
2008-07-24
ISBN
9784778030803
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光る風 / 感想・レビュー

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daiyuuki

「がきデカ」の山上たつひこがファシズムが吹き荒れる日本を予見した問題作。防衛庁が防衛省に格上げして国防軍を持ち、政府の反対派は患者として措置入院させ戦争に送り出し、戦争法案を予期した国連協力法、軍国主義が暴走する日本をリアリティ溢れる描写で描いていますけど、主人公の戦いがこれからという段階で終わったのが、残念です。

2016/08/01

ネムル

キチガイが社会の闇で反転するポリティカル・フィクション、しかも超熱のこもった画で見せるという、山上たつひこがこんな作品を描いてるんだからね。噂には聞いていたが凄い。読み終えて、心の中がどす黒いもので真っ暗になった。「過去、現在、未来 この言葉はおもしろい どのように並びかえても その意味合いは 少しも変わることがないのだ」という巻頭のエピローグもまたいい。意味はまた異なるが、同じくポリティカルな側面をもつ『虚無への供物』で、時間を過ぎ去るものでなく降り積もるもの、と表現していたのを思い出した。

2014/07/20

takeapple

何だか今の状況ととっても似ていて怖くなる。でも出た時、学生だった1980年代も同じように感じたんだったなあ。

2013/07/24

imagine

3.11以降、何度かタイトルを目にする機会があり探していた本。たしかに現代を予見したかのような描写の数々。ナショナリズムが台頭する中での自己の確立、日本という国がアメリカに隷属していることへの問題提起などがテーマか。ただし藻池村事件の真相は急ぎ足で回収されていまっている感。こちらに軸足を置いたストーリーにしたらどうなっていただろう。

2015/12/05

ユーコ

強烈。物語的な伏線も置き去りにされたまま、転がり落ちるように崩壊へ突き進む。その様はひたすらグロテスクだ。思考停止とファシズムの台頭。最近「今読まれるべき漫画」としてタイトルを見かけることが多かったのだが、確かに現実と符合する部分があってうすら寒い気持ちになった。

2014/03/12

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