水木しげる 河童大百科 (小学館クリエイティブ単行本)
水木しげる 河童大百科 (小学館クリエイティブ単行本) / 感想・レビュー
ROOM 237
久々にセンセイの絵をじっくり見たいと思い手に取る、するとそこは点々使いの魔術師が。背景、陰影、気味の悪いおどろおどろしさなどを点々だけで描いてしまう圧倒的な世界観。もちろん水木漫画の人物の大好きなクチも堪能。ぬっとしたとぼけた表情のクチ、これこれ。いいんだよなあ。本題の河童についても柳田國男さんの著書引用や各地伝承〜水天宮〜河童祓いなどの話も網羅し、土着信仰好きな大人も楽しめる内容で大満足の一冊。でもやっぱりオナラエピソードを無理矢理ねじ込んでくるのがセンセイらしくて大好きw のんのんばあも出てきます。
2021/08/21
akanE
予習用。解説にもあったけど、さまざまな知識をここまでまとめて、しかも子供でもわかるようになっててほんとうに水木先生すごい。そしてこのシリーズあつめたくなった。
2022/07/22
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