ケトルVOL.08
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文体模写カルチャー誕生秘話!すべてはドS編集者の“無茶振り”から?『ケトル』編集長・嶋浩一郎×『もしそば』神田桂一
(左)『ケトル』編集長・嶋浩一郎氏(右)神田桂一氏
ドストエフスキーから星野源まで、古今東西の文豪たち100人(「迷惑メール」などの、名も無き書き手含む)の文体を模倣しながら、ひたすらにカップ焼きそばの作り方を書き連ねた『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(略称・もしそば、神田桂一・菊池良共著/宝島社)。昨年6月の発売以来、第2弾とあわせて計15万部のヒットとなっている。
ふたりの著者のもとには、発売から1年経とうとする今も、文体模写を絡めた原稿依頼が引きも切らない。今春には、『もし文豪たちが現代の文房具を試しに使ってみたら』(ごま書房新社)という文房具パロディーの類似本まで登場した。
にわかに盛り上がりをみせる文体模写だが、珍企画のヒットの過程には編集者とライターとタフなやり取りがあったという。そんな“文体模写カルチャー”誕生秘話について、広告界を代表するクリエイティブディレクターであり、雑誌『ケトル』の編集長の嶋浩一郎さんと、著者のひとりであり、同誌のライターも務める神田桂一さんが語った。
■編集長から無茶振りされる“チャレンジ…
2018/6/6
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ケトルVOL.08 / 感想・レビュー
がいむ
村上春樹の解説本は関心ないけど、これはビジュアルがきれいで楽しかった^^。それにしても長編作品に登場する本91冊!音楽は300曲!恐ろしいほどの幅広さ!(◎_◎;)私は食べ物の方が印象に残っているので、きゅうりやドーナツのイラストににんまり^^
2013/04/03
marco
なぜにこの時期に『ダ・ヴィンチ』も「村上春樹特集」? と思ったら、ノーベル文学賞の話題狙いか。はい、まんまと乗せられました(笑)。内田樹先生や平川克美さんのインタビュー(?)はもっと読み応えがあると、さらによかったのに。
2012/10/03
sawa
★★★★☆ 村上春樹の12の長編小説を底本とした女子名鑑、東京マップ、女の子対話術、TPO別サンドイッチの食べ方、登場する食べ物・お酒・本・音楽・動物…。ファンは楽しい。時々、エッセイなどに書いてある春樹自身の情報もあったりするのに、唯一許せなかったのは、「作中音楽300曲」の中にフリオ・イグレシアスが含まれてなかったこと!長編小説には出てこないけど、「村上朝日堂シリーズ」や『夜のくもざる』でとても印象的なのに!小ばかにしたような扱いが大好きなのに!
2012/09/23
しし丸
ダ・ヴィンチと併せて村上春樹特集。モノ図鑑やフード大研究など細かい。対女の子会話術は要チェックしないと(笑)
2012/09/25
らひたかおる
面白い切り口で、春樹好きにはたまらん一冊。村上作品を読みたくなるのはもちろん、サンドイッチが食べたくなる、アイロンを丁寧にかけたくなる、ビールが飲みたくなる。内田先生の解説もうれしいです。
2012/09/10
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