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永続敗戦論――戦後日本の核心 (atプラス叢書04)

永続敗戦論――戦後日本の核心 (atプラス叢書04)

永続敗戦論――戦後日本の核心 (atプラス叢書04)

作家
白井聡
出版社
太田出版
発売日
2013-03-08
ISBN
9784778313593
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永続敗戦論――戦後日本の核心 (atプラス叢書04) / 感想・レビュー

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AICHAN

図書館本。現内閣のスローガンは「戦後レジームからの脱却」。つまり戦後は終わっていないことを認めているわけだ。なぜか? 敗戦を終戦と言い換えているからだ。負けを認めてこそ、次の段階に進める。認めないから戦後が終わらない。著者は、それを永続敗戦と呼ぶ。永続敗戦を認めてそこから脱却することこそ今の日本に求められる。ということくらいしか理解できなかった。それと国後・択捉を返せというのは無理だと知った。文章が難解すぎる。論文みたいな内容だった。

2019/11/28

どんぐり

敗戦を否認しているがゆえに際限のない対米従属を続ける側面と、対米従属を続けている限り敗戦を否認し続けることができる状況を「永続敗戦」と称して論じた白井聡の時事的政論。「ポスト3.11」の福島原発事故と「戦後は終わった」という日本の平和と繁栄を重ね合わせてみると、見えてくるのは、敗戦の隠蔽だった。私らは侮辱のなかに生きている。もうこれ以上、「侮辱」をもたらす日本的無責任体制の維持に加担することはやめにしたらどうだ。そうだよな。

2014/09/08

よこしま

最後のガンジーの言葉「あなたのすることはほとんど無意味であるが、(略)世界によって自分が変えられないようにするためである」、思い返せば確かに自分を流されないようにしていると気付きました。◆レビューです。予約待ちが殺到していること、小難しい文章のため、全てを理解するには至りませんでしたが、買って何度も読むべき良本かなと。国家が【敗戦】を認めなかったことで対米追随を続け領土問題や北朝鮮などの問題につながるツケが。そして3.11で多くの人が更に歪んでゆく国家に気付きました。屈辱の元で生きているということともに。

2014/10/13

14番目の月

読みたいと思っていたら、近所の本友さんが持っていて感激、早速お借りして読みました。 とても勉強になりました。 このところ、日本におけるリベラルの意味がわからず、そして右派、左派、護憲派、改憲派、対アメリカ政策、安保問題、ごちゃごちゃで何が何やらと思っている私でもわかりやすく書かれています。 読み終わってさらに日本は今後どのようにしていかないといけないかとても難しい問題であると思いました。 一番感じる事は誰もが歴史問題について知ることが大切であるという事、日本は謙虚でなくてはいけないという事です。

2017/12/05

壱萬弐仟縁冊

15刷とは大人気の書。無責任の深淵とは、落とし前をつけなければならないという感覚が不在、というメンタリティ(17頁)。原発事故を通じて、侮辱の被害者であり、加害者でもある(20頁)。誰もが両義性をもった危うい存在というのが原発立地国の宿命のようだ。戦後とは、敗戦日本がその事実を無意識へと隠蔽し、戦前権力構造を温存し、近隣諸国と友好関係を取り繕い、平和と繁栄を享受してきた時代(115頁)。イメージとしては、確固たる歩みではなくて、のらりくらりという感じが当てはまるのかもしれない。 

2014/11/08

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