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鬱屈精神科医、占いにすがる

鬱屈精神科医、占いにすがる

鬱屈精神科医、占いにすがる

作家
春日武彦
出版社
太田出版
発売日
2015-12-10
ISBN
9784778314958
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鬱屈精神科医、占いにすがる / 感想・レビュー

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どんぐり

精神科医は、クライエントがいるように占い師と同じ立ち位置で仕事をしている、いわば同業者のようなもの。精神科医が占い師を訪ねることがあるのか、はなはだ疑問に思いながら、その尋常ならざる事態を書き連ねる心性に疎ましさを感じた。境界性パーソナリティ障害のメンタリティに近いとか、私の人生における人間関係は「私と母」で成り立っていたなど、普通の人が読んだら恥じらうような話を自虐的に書いている。こんな高齢者にはなりたくないと思う。なんでこんな自傷行為の「自己嫌悪の物語」を読まなければならないのか、私小説を読んでいるよ

2016/10/15

バニラン

何ともメンドくさい精神科医でした そして大変なマザコンでいらっしゃる こんな感じでネチネチ問答していたら、 治る病も悪化するのではないかと思う 占い師の前で泣くとか笑いました

2017/10/26

harass

この著者の本は底意地の悪さと文章に惹かれてよく読むのだが、長年、精神科医としてカウンセリングをしていて、永遠の拗ね者の著者が救いを求めて占いを試すというのはまさに驚きだ。その経緯と結果と占いというものについて論じてある。人間という不思議な生き物についてのエッセイ。非常に個人的主観的な著者の考えに、反発するところもあるが、妙に納得できてしまう。この作家のファンであるならぜひ。著者の業務上の経験によると人間が狂いかたは、六種類に分類できるのだという。たった六種類だという。

2016/03/26

fishdeleuze

機能不全の家庭に育ったり、母との関係に問題があり、自己肯定感が持てず、自尊心が著しく低い。そして、ボーダーにきわめて近い自身の性質(いわゆる境界例)。癒やしと救いを求めて占い師のもとへいく精神科医。よくここまで書いたと思う。自分自身のかかえこんだ闇を見つめるのも難儀な仕事だが、それを客観的に記し、いわば晒すのはきつかっただろう。ネガティブではあるけれど、共感する人はいるだろうし、ある人にとってはひょっとして癒しになるかもしれない。著者が言うように、人生は相似と反復と言うかたちに収斂されるものだから。→

2017/11/04

澤水月

あの一言居士な春日先生が弱り占い師の前で嗚咽…それが白眉場面かと思ったらあっさり先! また生まれ星の位置が◯◯◯◯にそっくりと言われる!!納得した体で◯◯の悪口雑言並べてて爆笑。◯◯多分私の交友界隈で最も嫌われてる奴。突如舞城王太郎の名が出たり普段のように文学紹介と随筆を行き来。鬱いとき読むとよくないかと思ったら全然逆で観察眼鋭く客観性あるから申し訳ないが笑え笑えて…しかしやがて母親との関係を突き詰めに突き詰め…よく苦しい中書き上げたと最後胸が詰まる。正直個人的に存じ上げており最近心配していたので動悸…

2015/12/20

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