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atプラス28

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作家
岸政彦
上間陽子
朴沙羅
齋藤 直子
石岡 丈昇
山北 輝裕
川端 浩平
柄谷行人
砂川秀樹
大澤真幸
大澤聡
鈴木 育郎
出版社
太田出版
発売日
2016-05-07
ISBN
9784778315214
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ジャンル

atプラス28 / 感想・レビュー

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ひろみ

こうしてまとめて読んでみると、岸さんの語りがいかに特別かがよく分かる。この世界にはフィールドワークが出来る人間と出来ない人間がいて、私は完全に後者なので出来るだけで尊敬しているのだけど。大澤聡さんの「Re:機能性文学論」も面白かったです。

2016/05/12

ヨシオ・ペンギン

生活史調査の文体ってのは研究者によってかなり違いがあるものなんだなと。どれもよかったけど、上間陽子さん、石岡丈昇さんのところ、特によかったな。

2022/01/02

JunTHR

特集「生活史」のみ。論文ではなく、エッセイ的に書かれる様々な生活史インタビューが、とんでもない豊かさで面白くてたまらん。初っ端の「キャバ嬢になる」が特に好きだった。 読み進めながら、素人からするとどうしても湧いてしまう「これがどう学問になるの?」という疑問に柔らかい言葉でしっかりと応える最後の岸政彦による寄稿も素晴らしい。そこで挙げられる例「ココア」には、掴まれた。ぐっと掴まれた。

2016/05/27

Ñori

最後に社会学者というものがその時々の人々の選択における合理性の「報告者」としての役割を担っていることが提示されている。しかし、事後報告を超えた役割が我々には担えないのだろうか。経験の蓄積が足早に忘却される昨今において、記憶を記録に留めることに意義があることには間違いない。だが、学者には次の一歩はないのか。答えは簡単に出ない。

2019/01/27

まひろ

・「文学」的な語りによって「科学」的に社会を分析することは可能なのか・悲壮な状況を前に、自分はそうではなくよかったという感情、反面教師にしようといった気持ちとの折り合いのつけ方

2016/06/10

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