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おとこのことおんなのこ

おとこのことおんなのこ

おとこのことおんなのこ

作家
米代恭
出版社
太田出版
発売日
2013-11-28
ISBN
9784778322151
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おとこのことおんなのこ / 感想・レビュー

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性分化疾患の1つであるクラインフェルター症候群の男子・壮と、性同一性障害まではいってなくても女装することでアイデンティティを見出している男子・修。でもそういった用語をあえて使わずに描いているのは、本当はあなたのすぐ近くにもこういう人達はいるよっていうメッセージだと思う。こういうテーマを扱うと当事者じゃない人達のほうが重く受け留めがちだが、当事者達の日常って僕含めて実際こんな感じでクヨクヨいつまでも悩んでたりはしないものだ。僕は壮と同じクラインフェルターで性自認は男だが性指向が違うので彼とは別の道を(続く⇒

2014/12/02

Naomi

この前の土曜日、LGBT(性的少数者)という言葉を知ったばかりで、このマンガをたまたま読み、びっくりしています!この中で描かれているのは、トランスジェンダー(体の性と心の性が一致しない人)なのかな。以前、『IS‾男でも女でもない性‾』というマンガを読んだときも驚いたけれど、今回もこんなケースもあるんだなぁと勉強になりました。

2016/08/24

ゆあん

図書館にて。設定の割りに重たくない。わざと掘り下げてないのかな?と思う。それぞれが読了後自分自身で掘り下げたらいいんじゃない?と思った私にとってめずらしい本。壮ちゃんは精神に異常をきたした母親に女装を強要されて育ったが染色体の異常で乳房ができる。かわいいからと女装して働いて女性と付き合うが、自分の性に確信がもてないんだろうなぁ。自分を否定されて育つのは例え一部分でも辛い、しかも自分でどうしようもない性別だなんて。女の子になりたい修ちゃんと出会って、その後最後に母親の手紙で救われた壮ちゃん。ほっとした。

2014/11/07

あさひ

なかなかでした。志村貴子を彷彿させるジェンダー感でした。

2017/11/17

蜜葉

美人系イケメンの修次が性同一性障害で驚いた。読み終わった後に最初の出会いのシーンを見返しちゃったよ。急に一人称が「私」に変わって、修次は実は女の子なのか?!って思ったら違って、でも心の葛藤がリアルに描かれていて興味深い作品だった。

2015/03/31

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