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鬱くしき人々のうた 実録・閉鎖病棟

鬱くしき人々のうた 実録・閉鎖病棟

鬱くしき人々のうた 実録・閉鎖病棟

作家
卯月妙子
出版社
太田出版
発売日
2021-09-18
ISBN
9784778323127
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鬱くしき人々のうた 実録・閉鎖病棟 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

壮絶過ぎてレビューなど出来ない。卯月さん本作を執筆してくれてありがとう。仕上げてくれてありがとう。生きててくれてありがとう。あとがきが胸に沁みる。いつか『人間仮免中つづき』の続きが読めますように。

2021/10/14

ゆいまある

何度も断筆し、完成が危ぶまれたこの作品、18年かけて完成。統合失調症当事者が、病気の真っ只中にありながら、入院生活を感情に飲み込まれず客観的に書く。それがどんなに困難な作業か。線の一本一本が血を吐く以上の思いで書かれたことが伺える。どんな辛い目にあっても誰のせいにもせず(その代わり自傷が派手)、全ての弱い人々に愛が降り注ぐ人間賛歌。障害を持ちながら生きていくことはこんなにも苦しい。だけどこの世はきっと生きていくに値する。(そう思いながらも卯月さんが再燃しないか今もハラハラしてる)。書いてくれてありがとう。

2021/09/22

鱒子

企画モノ女優として有名な漫画家 卯月妙子さんのエッセイ漫画。時間としては「実録企画モノ」と「人間仮免中」の間の出来事ですね。本書は凄まじいところで終わっています。苦しいなぁ……。ボビーさんの事はあとがきでちょっと触れられていますが、あまりお元気な様子ではないようで気になります。「仮免中つづき」の続き、ゆっくりでいいんです、気長に待っています。

2021/10/07

仮免中より前のお話か。あの苦しさからさらに遡って描く困難を察して余りある。まだ他の患者や医療従事者に向ける眼があって、ここが痛痒いギャグになる訳だが、とてもその範疇には到底納まらない。やがて自分に向かっていき、追い込まれ…読むのが辛いと言えば辛い。でも、やはり漫画としての面白さは担保されているのはさすが。

2021/10/04

ankowakoshian11

2003年に連載を開始するものの何回かの断筆を経て今年出版された卯月さんの新刊、20代の頃の精神科病棟入院実録漫画。完成するまでおおよそ16?18?年。ようやく完成までたどり着き、肩の荷をおろした気持ちだろうか。内容は希死念慮と衝動的に襲ってくるコントロールの効かないネガティブな破壊衝動と幻聴に苦しみ怒り暴力や自傷の描写、同棟の患者から受けた虐待などヘビーな内容。絵柄はコミカルなタッチ。飄々とトラブルに対して受け流しているように見えるけどその影で血反吐を吐き正気を疑いつつ、生きる彼女の強さ。

2021/09/19

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