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バンド・デシネ 異邦人

バンド・デシネ 異邦人

バンド・デシネ 異邦人

作家
アルベール・カミュ
ジャック・フェランデス
青柳 悦子
出版社
彩流社
発売日
2018-06-14
ISBN
9784779124662
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バンド・デシネ 異邦人 / 感想・レビュー

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Y2K☮

原作既読の方は本書の10Pを読んでみて。我々は少し違う物語を絶賛していたのかも。アルジェリアの歴史、アルジェという町が暗示する声なき声に耳を傾ける事で隠れた骨格が浮き上がる。まるでビートルズの「レット・イット・ビー・ネイキッド」。お蔭で銃口を向けた敵がなぜ彼なのか、その答えを初めて明確に視た。クールで正直で頭脳明晰。そんなムルソーも実は持たざる者。社会の偽善に反逆したかったわけじゃない。ただ彼なりに自由に仲間と楽しく生きたかっただけ。いわば「ジャニスの祈り」のアレだ。「抱かせて、さもなければ放っておいて」

2018/06/19

マリリン

『異邦人』を読み、なるべく早く手にしたいと思い購入。文字からは想像できなかったムルソーの表情、舞台であるアルジュ、当時の時代的背景などを知ることで、作品をより深く理解する事が出来た。「太陽のせい」とはそういう事だったのかと。特に最後の3㌻の回想のシーンはとても感動的、噛みしめるように読んだ。

2018/08/07

gachin

当時の情景を的確に再現してはいるんだろうけど、物語のエッセンスを感じる上では須賀原洋行の記号的な人物描写の方が何倍もしっくりくる。

2019/10/27

林克也

ムルソー、いいぞ。こういうふうに“他者”や”空気”に流されず自分で物事を深く考えて素直に生きていける人でありたいものだ。 さて、カミュの創造したムルソーは最高の不条理(カミュが書いた当時としては、かもしれないが)を演じた。それに対し、いま、この日本は、国を挙げて「不条理」という言葉の概念をも破壊する最低の不条理を演じている。すごい国になったものだ。でも絶対に嫌だ、嫌だ、嫌だ、このまま圧殺されるのは絶対に嫌だ。

2018/07/29

no name

元々異邦人は好きな作品である。難解ではないけどいつも自分の意見が分からなくなってしまう扱いづらい作品だと思うしだからこそこうしていまだ世界中で読み続けられ議論もされているのだろう。 このバンドデシネで自分の想像力の無さが浮き彫りになったり思い浮かべていた情景が描かれていて嬉しくなったりもした。 もちろんこれが正解という訳ではないのだけどバンドデシネの作者と異邦人の解釈を話し合った気分だ。

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