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夏目漱石『心』を読み直す (読み直し文学講座)

夏目漱石『心』を読み直す (読み直し文学講座)

夏目漱石『心』を読み直す (読み直し文学講座)

作家
小森陽一
出版社
かもがわ出版
発売日
2020-09-16
ISBN
9784780311136
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夏目漱石『心』を読み直す (読み直し文学講座) / 感想・レビュー

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万葉語り

こころもコロナ禍で読み直しができるとは衝撃的だった。先生が高等遊民でいられるのは日露戦争の公債所有者だから。とか、漱石は種痘が失敗してイギリスで白い目で見られていたとか、腸チフスが流行ったのは、帰国兵からだとか明治という時代を深く読み解くと見えてくる「こころ」の新たな一面にワクワクしました。シリーズものなので次も読みたいと思う。2020-201

2020/11/03

さゆう

「こころ」を読んだのは、気になる異性と二人で鎌倉に行く直前でした。ある小説で「こころにあるのは希望ではなく絶望だ」と書かれていましたが、まったくその通りで告白をする前に、なぜ恋愛などしないといけないのか?と大変不安定な心情に陥っていたことを思い出します。前説が長くなりましたが、本書は「こころ」発表当時の読者にとって本文が与えた意味の解説や、登場人物の発言からの心情の類推が行われています。大変分かりやすく丁寧でオススメですが、解説書に過ぎません。私を暗鬱させたあの絶望感を是非原著で味わっていただきたいです。

2021/02/17

naoudo

私は死ぬ前にたった一人で好いから、他を信用して死にたいと思っている。あなたはそのたった一人になれますか。なってくれますか。あなたは腹の底から真面目ですか」「もし私の命が真面目なものなら、私の今いった事も真面目です」

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