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ユングのサウンドトラック 菊地成孔の映画と映画音楽の本

ユングのサウンドトラック 菊地成孔の映画と映画音楽の本

ユングのサウンドトラック 菊地成孔の映画と映画音楽の本

作家
菊地成孔
出版社
イースト・プレス
発売日
2010-01-09
ISBN
9784781602882
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ユングのサウンドトラック 菊地成孔の映画と映画音楽の本 / 感想・レビュー

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しーふぉ

JAZZトランペッターの菊池成孔の好きな映画と映画音楽に書いたものを纏めた本。ゴダール好きなんですね。眠くなる映画の代名詞的存在ですよね。久石譲はクインシー・ジョーンズから取ったとは!知らなかった。

2015/08/16

マウリツィウス

【ユング=深層心理学映画試論】ゴダールの記号図説はこの論理判断から除外されているもロシア映画の普遍思想臨在が意味した文法が継承されることに追求余念がない菊地成孔による映画論は文化史としての終末観を説き始めた作品群を平等集成評価、映画/サブカル映画/コミック原作の実質を否定している言及記録で映画とはアンゲロプロス以外に残るギリシャ幾何学の予期創出した機関文明装置だと説いている。ここで言うべき論題は映画を普遍芸術視した菊地氏の明晰観点でゴダールによる映画総合芸術化は音楽の統一属性を明示し、芸術典型図式を著す。

2013/05/27

梅しそ

菊池成孔がこれほどまでに映画愛のふかい人だとは知らなかった。とても面白かった。

2015/08/27

酩酊石打刑

この著者の独特の語り口が楽しめれば、それでいいのだろう。ペダンティックだったり、嘲笑的だったり、鼻につきだすとちょっと辛いかもしれない。はじめて読んだのは『東京大学のアルバート・アイラー』だった。なんとも強烈な個性に驚愕させられたのが懐かしい。何となく、蓮實との対談は波長が合っていないように感じた。お互いはぐらかし派なのだが、菊地の奔放さに蓮實が翻弄されたようような。割と気楽に読むことができた。

2014/11/13

garth

「映画といえば、『映画秘宝』という雑誌を熱心に読むばかりで(特に、まだ判型が小さかった頃は、毎号ボロボロになるまで読みました)」やられた(笑)。ゴダールの音楽に関するトラウマ論など興味深く読む。実感はできないのだが、自分の中からは決して出てこないタイプの論考なので、折にふれて読み返さざるを得ない。

2010/01/19

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