あたらしい「源氏物語」の教科書

Ayakankoku

各人物についての作者の見解が新しく、面白かった。所々に書かれたコラムからも、平安時代の生活が垣間見られるのが良かった。

2019/11/17

モコモコ

女性目線を売りにした本だと思うのですが、実際の女性目線だと好き嫌いや先入観が前面に出てきてしまうところ。この本はなかなかフェアな目線では？と思いました。六条の御息所が完全な悪者として書かれていないのがとても気に入りました。

2017/11/04

nizimasu

源氏物語の入門書としては、かなり考えられた構成。源氏が慕う女性（桐壺）から逢瀬を遂げる女性を物語の進行とともに紹介しつつ、後半には登場人物の中でも女性の主要人物をとりあげていくのは見事な手際。これまで、似たような肩書きや名称で混同しがちな登場人物もこれなら間違わずに済みそうではないでしょうか？ 　本当は、頭中将あたりの雨夜の品定めなんて、今の「SEX and the City」の男版とも言える下世話な感じで面白いので取り上げても良かったのではないかと思うけど、ここからスタートして読めばかなり面白いでしょ

2014/11/04

あまりりす

面白い、イラストもあってイメージしやすいのもいい。『源氏物語』名恋歌12選が良かった。「夕顔」の解釈には驚きつつも溜飲が下がる感じ＾＾；図書館で借りましたが「教科書」ですからねぇ、手元にほしい！！ああ、また欲しい本が増えた。。。

2013/09/14

Haruka Fukuhara

読みやすくて面白い。最初ちょっと抵抗感があったけれど、読んでるうちに気にならなくなった。多分伝統的な解釈を知った上で読んだ方がいいのだと思う。機会があればちゃんとした本も読んでみたい。

2017/02/09