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装丁を語る。

装丁を語る。

装丁を語る。

作家
鈴木成一
出版社
イースト・プレス
発売日
2010-07-07
ISBN
9784781603940
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装丁を語る。 / 感想・レビュー

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コットン

鈴木さんの装丁で普段よく見る本が多いことに驚く。『原稿を読めば、「本としてこうなりたい」というかたちがやっぱりあるわけですよ。』と言われるように、基本に忠実でそこに作品の見せ方のヒントがあるように思う。

2014/03/23

まつこ

私はよくジャケ買いをしますので装丁重要!基準は可愛さ!特に恋愛小説や女性小説家の作品は繊細やポップさが出ていたりすると買う時も読む時も浮かれます。他にはモダンな洒落たデザインも惹かれます。ということで読んでいましたら読みたい本が増えました(いつものワルい癖!)とは言いつつこの中で一番好きな装丁は『奇跡のリンゴ』。木村さんの笑顔と内容のギャップを知っているので尚更です。唯一残念なことは、カエルが大の苦手なので村上龍さん『半島を出よ』に手が出せないことです。登場しちゃうからしょうがないですが・・・。

2015/03/29

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

作者が手がけた装丁約120を手法別に解説。用紙・印刷加工まで紹介。【1】タイトル文字〈陰日向に咲く〉【2】イラスト〈ポピーとディンガン〉【3】読後の印象〈愛の衣装〉【4】本の構造を利用〈紫の領分〉【5】著者に関係する品〈致死量ドーリス〉【6】文中の素材で構成〈アバラット〉【7】モチーフ〈半島を出よ〉【8】アート作品を併せる〈どこにもない国〉【9】敢えて何も使用しない〈ヘヴン〉。「手法はあくまでも結果」と作者。読者の前に、まず編集者を喜ばせる事を目標に取り組んできたとのこと。編集者の責任は重いのですね。

2015/01/03

晴れの国のにっしぃ

装幀家・鈴木成一氏のお仕事を自ら手法によって分類し、個別の作品(装丁)の意図等を解説している一冊。本屋にいる時間に幸せを感じる私にとって、とても興味深い本でした。本を買うならオンラインショップより断然町中の書店で。装丁・背表紙・紙質・重さなどトータルで本の存在感を感じたいから。LPレコード(時代を感じるネ)やCDをジャケ買いするように、平積みされている本の中から装丁で巡りあう本(特に未読の作家さんの場合)ってありますよね。そんな機会がもっともっと増えるといいな。

2010/12/02

yamaneko*

手描きの文字のダイナミックな表現力を感じた。狙いすぎのデザインもあれば、どんぴしゃりだと思うものもあり。遊び心が欠かせない仕事ですね。

2014/04/24

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