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「東北」再生―その土地をはじまりの場所へ

「東北」再生―その土地をはじまりの場所へ

「東北」再生―その土地をはじまりの場所へ

作家
赤坂憲雄
山内明美
小熊英二
出版社
イースト・プレス
発売日
2011-07-01
ISBN
9784781606538
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「東北」再生―その土地をはじまりの場所へ / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

東北学の赤坂憲雄、社会学の小熊英二、そして三陸出身の若き論客山内明美の3者によるアピールと提言。「東北は東京の植民地」―これまでもそうだったし今もなおそうなのだ。労働力と食糧とエネルギーを供給し、原発の危険をも引き受けて。したがって、東北が復興したところで、それが繰り返されるだけだ。今こそ東北の真の再生を、すなわちパラダイムシフトを図らなければならない。「福島をエネルギー特区に」との赤坂の提言は一聴に値する。今こそ本当の意味での構造的な改革のチャンスであるのかもしれない。いや、そうしなければならないのだ。

2013/11/17

tsubomi

2016.09.02-09.16:『続・東北』は大正〜終戦後までの東北についてですが、この本は「3・11」前後の東北について。震災直後に交わされた意見ですが、そのときに危惧していたことが5年後の今、現実になっているという感じ。過去にないほどの少子高齢化の進行、エネルギー問題、廃炉問題etc。原子力ムラが誕生したいきさつは政府の長年の米政策とも関連しているとわかり、なるほど〜と思いました。国策に翻弄され続ける東北。赤坂氏の呟きがすべてを表わしています。曰く、「東北はまだ植民地だった。」

2016/09/16

ああ無情

震災直後の5月1日に行われた鼎談が元になっています。そこで赤坂さんは「最悪のシナリオはこうなると思います。福島がなんら前向きの、積極的なプロジェクトも出すことができずに、ずるずると後退線を強いられているうちに、世間はだんだんと関心を失い、忘れていく」と言います。だからこそ復興構想会議での提案があったのだと。震災から4年半以上経てこの国にどんな変化があったのでしょうか。

2015/12/17

kon

本の中にある小熊英二の「近代日本を超える構想力」は近代化の中での東北の産業構造を的確にまとめていて、秀逸。 構想をどう実践できるか、私も悩みながら進みたい。

2012/05/19

N.Orie

問題と真摯に向き合うこと。考えることの大切さが、鼎談に臨んだ三者三様の言葉の選び方からじわじわ伝わってくる。まずは自分の立ち位置をしっかり確認しよう。俯瞰であれ現場に飛び込んでの観察であれ、「あなたはどう考えるのだ」と問われる入り口に立つということから始めよう、と思った。

2012/03/09

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