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人魚のうたがきこえる (こどもプレス)

人魚のうたがきこえる (こどもプレス)

人魚のうたがきこえる (こどもプレス)

作家
五十嵐大介
出版社
イースト・プレス
発売日
2013-05-17
ISBN
9784781607757
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人魚のうたがきこえる (こどもプレス) / 感想・レビュー

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むらKみ

絵に引き込まれました。この絵本は大人向けなんでしょうね。本当に人魚がいるとすれば、この絵本(画集)は相当リアルな生体を表現しているんだと思います。(^-^)

2013/06/09

Vakira

海棲哺乳動物。人魚。肺呼吸か鰓呼吸か?なんたってオッパイがあるから肺呼吸で哺乳動物なのだろう。五十嵐大介さんの世界は海の中に宇宙が在るくらいだから海の中に普通に人魚がいたっていい。大介さん「バスザウルス」の前にも絵本を描いていることを知って早速購入。人魚の棲む海が綺麗。そしてチョット変わった人魚。下半身は魚だがその魚が人魚のイメージの魚っぽくない。大介オリジナル人魚。水彩画ですが海中描写はリアルで美しい。まるで珊瑚礁を潜った時の様。人魚の生きるための残酷さと逞しさ。そうか 人魚のうたは生きてるあかし。

2020/11/21

パフちゃん@かのん変更

ほ~、この人魚はエイでしたね。目が金色で爪が鋭くてなかなか迫力のある人魚です。ラグーンの外の戦いの場面の迫力が凄い。ダイナミックで写実的でもあり、不思議な魅力のある絵本でした。高学年以上向き。

2013/06/15

ぐうぐう

五十嵐大介、初の絵本は、『海獣の子供』のというよりも、画集『海獣とタマシイ』のイメージを受け継いだ、海を舞台とした物語。海の輝きと闇が、人魚の持つピュアさと生きていくための残酷さとして表現されている。とはいえ、この絵本は、物語以前に、五十嵐の圧倒的な画力こそが読み処だろう。人魚のたゆたう泳ぎと歌声に導かれるように、ページをめくるうち、いつしか海中へ、深く遠く誘われる。

2013/06/02

kanata

木地雅映子「猫の小児科医ローベルト」で、五十嵐大介さんの絵に魅了されて借りた。海の中とはいえ、なんてみずみずしい世界なんだろう。まちがいなく絵が、色彩が、きらきらと輝いて、みずみずしいのだ。人魚の尾びれは、一般的なマーメイドのそれとは違い、ここではほんとの「魚」だという感じがする。ほかの魚を喰らうさまは、みんながイメージする人魚=きれいな女のひとというイメージからはかなり乖離している。縦横無尽に海を泳げたら素敵だなあと夢想する。

2019/05/25

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