嘘みたいな本当の話 みどり 日本版ナショナル・ストーリー・プロジェクト
嘘みたいな本当の話 みどり 日本版ナショナル・ストーリー・プロジェクト / 感想・レビュー
マエダ
ひとつは「奇妙な後味」を残すこと。ひとつは、「そういうことってあるよね」感を残すこと。どちらもリアルかつクールに考えていることの「ちょっと外側」を感じさせ、結果的により精密に、かつより奔放に自己観察をするきっかけになるものが本書という。
2019/03/12
ヒデミン@もも
選者が高橋源一郎さんと内田樹さんだと思うと何だかハードルが高くなる。いろんな話があるなぁと感心しながら感じたとこは、やっぱり文章をかくって難しい。短い話しほど面白い。巻末の特別寄稿の方々は流石。落とし所がわかってらっしゃる。特に田原総一朗さんの「知らないうちに出会っていた」が良かった。
2015/07/15
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
ほっこりする話、ぞくっとする話、不思議な話等の秀逸な話のオンパレードでした。やはり他人の体験談って面白いですね。私の不思議な体験は自転車に乗っていて、道路を左に曲がろうとした時に勢いがつき過ぎたのか、体勢がほぼ地面スレスレになり、これはコケるなと思っていたら地面から何かフワリと反動が有り元の体勢に戻った時と、神社の祭りで人目のつかない所に犬の死体が有り、その犬の死体の頭には杭の様なものが打って有った事です。
2015/08/05
onasu
Web文芸誌で募集、掲載された、テーマに沿った寄稿を集めた第二弾。 酔っ払い、歯が折れた、など数多のテーマに「嘘みたいな本当の話」が多数。寄稿者には、常連さんもちらほら。 「戻ってくるはずがないのに〜」で、一度別れた恋人と結婚したら、寄稿が掲載された頃、やっぱり「戻ってこなくてもいいものだった」ので離婚間近、なんて人生譚もあったり。 クスッときたり、ドキッとしたり、サクサク読めて、適当におもしろい。 自らもひとつ、地震があると、使っていない古い置き時計が鳴り出すことがある。夜中だと、殊更恐い。
2015/01/21
hnzwd
日本版ナショナル・ストーリー・プロジェクト第二弾。ふつうの人々に起きたちょっと人に話したい出来事を集めた本で、あるあるな感じで面白い。似た色の作品が集まってしまっている気もするのが少し残念ですが、、前巻で解説されていたような型に寄せる、ってのが日本人らしさと言われれば、まあそうかなとも。
2022/07/14
感想・レビューをもっと見る
「内田樹」の関連作品
「高橋源一郎」の関連作品
「ほしよりこ」の関連作品
忘れないでおくこと 随筆集 あなたの暮らしを教えてください2 (随筆集 あなたの暮らしを教えてください 2)
- 作家
- 町田康
- 江國香織
- 酒井駒子
- ヤマザキマリ
- 保阪正康
- 潮田 登久子
- 関 容子
- 鴻巣友季子
- 片岡義男
- 小池昌代
- 近田春夫
- 斎藤明美
- 半藤一利
- 岩政伸治
- 角田光代
- 津村記久子
- 姜尚美
- 穂村弘
- 木内昇
- 三木卓
- ほしよりこ
- 早坂 暁
- 佐野眞一
- 楊逸
- 西加奈子
- 平田俊子
- 植松 三十里
- 坂之上洋子
- 恩田陸
- 吉行 和子
- 青木奈緖
- 赤川次郎
- 山口晃
- 渡辺 和子
- 鈴木みき
- 三宮 麻由子
- 末盛千枝子
- 椎名誠
- 堀江敏幸
- 坂井真紀
- 高畑充希
- あべ弘士
- ミロコマチコ
- 伊藤亜紗
- 阿川佐和子
- 益田ミリ
- 最果タヒ
- 吉田篤弘
- ブレイディみかこ
- 今日マチ子
- 柴 幸男
- 滝口悠生
- 春日武彦
- 唯野未歩子
- 小山薫堂
- 森絵都
- 大江千里
- 岸本佐知子
- 堀潤
- 岩崎航
- 長嶋有
- 堀込高樹
- 花田菜々子
- 小沼純一
- 村田諒太
- いとうせいこう
- 中島京子
- 出版社
- 暮しの手帖社
- 発売日
- 2023-03-20
- ISBN
- 9784766002300