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芸能人と新宗教 (イースト新書)

芸能人と新宗教 (イースト新書)

芸能人と新宗教 (イースト新書)

作家
島田裕巳
出版社
イースト・プレス
発売日
2017-04-09
ISBN
9784781650845
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芸能人と新宗教 (イースト新書) / 感想・レビュー

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HANA

現在マスコミを賑せている新宗教だけど、本書はそんな新宗教と芸能人の関係を書いた一冊。全体的に雑な印象は拭えず、芸能人がこの新宗教に入信しているという週刊誌みたいな内容が多い。まず念仏が死者の為の物という記述からして、宗教学者として調べて書いているのかが疑問であるし。それ以外の部分も過去新宗教はこんな事件を起こしていたみたいなあまり考察もない記事だし。しかし法の華三法行とかライフスペースとか懐かしいな。ある程度新宗教に関して知識のある人間の取っては既知の話が多く、新書というよりコラム集みたいな一冊でした。

2022/07/25

そうたそ

★★★☆☆ 清水富美加の幸福の科学出家騒動にちゃっかりと便乗したような一冊。タイトルのままの内容で、特に真新しい内容でもないが、時間つぶしに読むには最適な軽めの一冊。普段からさほど宗教というものに興味を持っていない人向けの内容だろう。逆に言えば、興味を持っている人からすれば既に別の書籍を読んで、もっと言えばWikipedia等で調べさえすれば十分知っているような程度のものでしかなく、そういう意味では大した内容ではないとも言えるだろう。

2017/07/29

gtn

まず、「芸能人はなぜ新宗教に惹かれるのか」という命題が間違ってはいないか。信者の中に芸能人がいれば、そりゃ目立つだろう。また、著者は新宗教について知識を持っておくことが現代社会を生きる上で必要と言うが、出典に週刊誌を用いる等、新宗教へのアプローチの甘さが目立つ。最後に著者は、オウム、ライフスペース、法の華三法行まで新宗教のカテゴリーに入れるが、それらは宗教ではない。カルト又はビジネスである。

2018/10/09

雲をみるひと

新宗教と芸能人の関わりがテーマ。芸能人情報は他の媒体から入手したもののようで主に新宗教の考察が主。しかしながらその考察も芸能人情報が挿入されることで中途半端になっている印象。作者の新宗教に特化した作品の方がよかった印象。

2021/04/09

黒猫

清水富美加さんの出家によって、再度注目を浴びるようになった新宗教。芸能人がなぜ新宗教にハマりやすいのかということを分かりやすく書いてある。それは、「地方から出てきて支えのない不安」であり、「不安定な職業的不安」であるという。我々も希薄な人間関係から新宗教にハマる可能性は多いにあると思う。芸能人を信者に持てば広告塔として信者が増える可能性はあるが、脱退騒動を起こしたりすると一気にイメージダウンする負の一面があることには納得。次は著者の新宗教との訴訟関係の話を読んでみたい。よくまとまった良本です。

2017/12/23

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