増補改訂 日本という国 (よりみちパン!セ)
増補改訂 日本という国 (よりみちパン!セ) / 感想・レビュー
たんたん麺
毎日つまらねえなあ。やってられねえなあ。まずは、そこから始めてみようか。そこで福沢諭吉だ。フクザワ・ユキチだ。一万円札に写ってる、あの人だよ。こんな感じで始まるんだけど靖国問題や9条に対してわかりやすく書いてあるので考えるきっかけになった!
2014/05/04
とよぽん
中学生向けで、ルビもついており、読みやすい。けれど、明治維新以降の日本について150年の間の日本の歴史をこれほど分かりやすく説いてくれた本は貴重だ。そして、大人もぜひ読んでほしい。学校で習った歴史を、世界の中の日本に絞って、客観的に見せてくれる。もちろん、中高校生にはぜひ読んでほしい1冊だ。
2016/12/25
Riopapa
では、どうする、となると、答えはないようだ。自分もそうだが、日本人はどちらかというと受け身であるような気がする。欧米のように自らアグレッシブにはなれないのではないか。
2016/06/11
つね
日本の成り立ちを、明治以降から現在(2011年)に焦点を当てて、「線」として繋がりを持たせている。分かりやすく読み易い。直接知ることが難しく、多様な解釈が可能な時代のことであり、本書だけで分かった気になる人がいたとしたら、それは危険。ある意味面白く、新たな知見を与えてくれたが、別の視点を知った上で自ら考える必要があるだろう。
2016/12/24
フム
図書館の児童書コーナーで。現在を生きる君たちへ日本という国を考える上でたいせつだと思うこと。一部は明治維新以降、二部は戦後の歴史。第一部でいきなり驚いた。有名な福沢諭吉の「天は人の上に人をつくらず」に続く文章、「されども…」人間は平等というがじっさいはそうではなく勉強すると貴人、富人となり、無学だと貧人、下人となる。当時の知識人の差別的な一面が垣間見えた。そして、日本を近代化して競争に勝ち抜き、西洋に侵略される側から侵略する側に回ることを説く。そのための学門。当時のベストセラーの精神が今も脈々と残るのか。
2016/10/17
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