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「美しい」ってなんだろう? 美術のすすめ (よりみちパン! セ)

「美しい」ってなんだろう? 美術のすすめ (よりみちパン! セ)

「美しい」ってなんだろう? 美術のすすめ (よりみちパン! セ)

作家
森村泰昌
出版社
イースト・プレス
発売日
2011-11-17
ISBN
9784781690230
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「美しい」ってなんだろう? 美術のすすめ (よりみちパン! セ) / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

「画家」でも「彫刻家」でもなく、森村さんを何と呼べばいいのか。「美術家」という言葉は、ひょっとして森村さん自身の発明? 「作る」のではなく「なる」という方法がおもしろい。表紙もそうだし、ゴッホの自画像に「なる」ための方法も凝っていて脱帽。おふざけのようでも真剣。笑えることも「美」である。こういう発想も関西人ならでは、と思うのは私だけではないはず。美術の基本を教えてくれた思いです。

2018/01/24

Yuko

中学生以上のヤングアダルト対象の「よりみちパンセ」シリーズ、オトナが読んでも唸ります。 子どもの質問にこれだけ真摯に答えて「美」とは、「美しさ」とはなにかを伝えようとする森村さんのその姿がまさに美しい。 谷川さんからの質問への答え 「死んだらどこへ行きますか?」 ほとんどすべては宇宙の塵にもどるでしょう。 ほんのひとにぎりぶんだけ、人びとの記憶にいくのかな (p286)

2022/01/15

めん

美術家森村さんによる入門書…かな。その世界にいたるために・見る・作る・知るの道を試みた森村さん。どれも上手くいかず、第四の「なる」という自分道を進む。第1作が、ゴッホの自画像。 あの特徴的な帽子から手作りする森村さんには、滑稽さを感じたり。ただ、そこからでこそ掴むことがあるのだろう。そんな森村さんの言葉はホンモノだ。•わかるとは、絵のなかにふしぎをみいだす おどろきのことである•自分道の発見は遠くていい。おおいに迷うほうがいい。•美術って、見える世界を通じて、見えない世界にいたること。面白かったぁ。図書館

2018/09/30

doapon

個人的に「美しい」は創作物ではなく無形の目に見えない何か(おもに、人の心の持ち方、生き方)に対して言うことが多いかもしれません。あと、著者が美術作品の女性や女優に扮装する時に単に美しい女性になりきりたいのではなくハッキリと性を越境する意識があること、男としてコンプレックスがあったこと、自身のセクシャリティの曖昧さに自覚的な事について語られてて、そこが良かったです。

2021/11/27

しろのあ

作品だけ見ていた時は「なんか奇抜なことをする人」くらいの感想でしたが、この本を読んですごく考え方が変わりました。感性もしなやかで、包容力もないといろいろな美に気が付けないわけですね。もっと素直に作品に向き合ってみたいです。「ふしあわせという美しさ」「明るくて暗い絵」、モンドリアンはレントゲン写真など名画にたいする解説が面白い。芸術は「深く行きつくこと」との考察が分かりやすい文で書かれていて、全編読み応えがありました。

2014/09/29

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