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孤独な心―淋しい孤独感から明るい孤独感へ (セレクション社会心理学)

孤独な心―淋しい孤独感から明るい孤独感へ (セレクション社会心理学)

孤独な心―淋しい孤独感から明るい孤独感へ (セレクション社会心理学)

作家
落合 良行
安藤 清志
松井豊
出版社
サイエンス社
発売日
1999-04-01
ISBN
9784781909127
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孤独な心―淋しい孤独感から明るい孤独感へ (セレクション社会心理学) / 感想・レビュー

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coaf

これは傑作だ。久々に良い本に出会った。僕自身孤独に悩むことが多いのだが、孤独の正体や分類について考えたこともなかった。本書では心理学的手法を用いて孤独を4つの型に分類している。孤独という捉えどころのない感情をここまで見事に研究したことは賞賛に値する。それぞれの分析を行った動機や、研究の中での位置づけ、意味が分かりやすく説明されており、論の展開の仕方には納得させられた。人が感じる孤独感は年齢ごとにその対象が異なる。孤独感というと暗いイメージがあるが、明るい孤独感もある。明るい孤独感を目指そう。

2013/04/18

此処其処。

孤独感の研究の第一人者である落合の論文をサイニーで読み漁ったのは、ひとえに俺ガイルに影響されてのこと(単純)。類型別孤独感判別尺度、通称『LSO』から4種類に分類される孤独感。人間は青年期にA~B型の孤独感を経由し、理解者の欠如からなるC型の孤独感で葛藤した後、最終的には『他者は自分とは異なりながらも共感しあうことができる存在である』といった認識から成るD型の孤独感へと移行する。A~Bが八幡の中学時代、Cの暗い孤独が7巻まで、そして8巻の後半からの八幡がD型。変化する八幡の心情が手に取るように理解できた。

2016/06/21

柳瀬敬二

孤独感というものはストレスと同じで、誰かと会って発散させるべきときもあれば、孤独感と向き合い、受け入れていくことが必要なときもある。一人でいるのが怖い、友人といてもどことなく寂しい、というような人は読んでみてもいいかもしれない。私は著者の学生時代の「生の意味を知るために死を保留する」という生き方に共感を覚えてしまった。

2014/05/10

さい

孤独の構造には「現実にかかわり合っている人と理解できると考えてるか否か」「人々はそれぞれ個別であることに気づいてるか否か」で4つの類型に分けられる。本書では人々はそれぞれ個別的であり、同じ人間ではない事を理解したうえで、同じ人間ではないからといって理解・共感できないと考えず、理解できる部分だけでも理解・共感する状態がよいと述べている。

2014/03/16

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