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戦場のメリークリスマス シナリオ版

戦場のメリークリスマス シナリオ版

戦場のメリークリスマス シナリオ版

作家
大島渚
出版社
新思索社
発売日
1983-01-01
ISBN
9784783510833
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戦場のメリークリスマス シナリオ版 / 感想・レビュー

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のの

8年前に一度読んだときは知識がなくて全然わからなかったのだけど、POWやジュネーブ条約、日本軍と連合軍の考え方などをいくらか学んだ今では、受け取るメッセージも多かった。誰もが自分たちのしていることを、疑わしい心を押し殺して正しいという思いこみを拠り所にして生きていたのだと思う。でもそこには自分自身にも隠しきれない葛藤や苦悩があっただろう。セリアズがヨノイにした頬ずりは、人間としてのふれあいだったんだろうと思う。最後のハラの、ローレンスに向けた「めりーくりすまーす」に悲しくなってしょうがなかった。

2010/11/02

庭木実のる

映画をみてるだけだと、どうも話のつながりの記憶が曖昧になっていたので、読んでみた。「英語で」とト書きされているセリフが映画の字幕と違う日本語になっていたりするのが面白い。あとやっぱり泣けた。セリアズがヨノイを止めに入るところ、歩み出すところのト書き描写に、思い入れが感じられてステキ。そして、名場面をあますところなく写真掲載しててくれるのがウレシイ。「フランスの将軍が兵士の勇気をたたえたあとでそうするように、両頬に頬ずり」されてるヨノイの表情は絶品だよねぇ(´∀`*)ウフフ

2014/01/31

コガメ

映像では判別つかなかった台詞やト書きで理解が深まった。映画と少し違う台詞もあり、気になる。

2022/01/30

miko

映画を見たときには分からなかった感情の動きなど分かってよかった。

2011/09/11

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