わたしはあんじゅひめ子である: 伊藤比呂美詩集
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わたしはあんじゅひめ子である: 伊藤比呂美詩集 / 感想・レビュー
凛
少し前、白熱電球が切れて点かなくなった。取り外して振ってみると、欠落したフィラメントが聴いたことのない美しい音色で鳴る。しゃりしゃり。きらきら。ちりちり?硝子の中で飛び跳ねるフィラメントは見えず、奏でられる音は名状しがたいけど、何故だか心惹きつけられる。彼女の詩は、心の奥底をあのフィラメントの様に震わせてくる。何故だか心惹きつけられる。本作は初期作品と比較して客体寄りであるので、読みやすかったと共に物足りない気も。滅ぼしておめでとうございますを、ハッピーデストロイイングと仮訳していて雰囲気出てなくて笑った
2014/02/05
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