KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

田村隆一詩集 続 (現代詩文庫 第 1期110)

田村隆一詩集 続 (現代詩文庫 第 1期110)

田村隆一詩集 続 (現代詩文庫 第 1期110)

作家
田村隆一
出版社
思潮社
発売日
1993-10-01
ISBN
9784783708773
amazonで購入する

ジャンル

田村隆一詩集 続 (現代詩文庫 第 1期110) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

misui

かつて時代精神を鋭く歌った詩人は、それを内面化しつつも主題的には退けて、個人の経験の場に夢を見出そうとする。事物への接近、より具体的なものへ。「眼に見えないものは/存在しないのだ//五感が命じるままに/ためしに歩いて行ってごらん/針の穴のように小さくなったきみの瞳孔が/きみの沈黙をまるごと受けいれてくれる/どこにもない場所なのだ」(「ある種類の瞳孔」)これは時代精神という全体性への批判でもある。また、年齢を重ねて来し方を振り返ることも多くなった。書法の面では翻訳文からの影響があるように思う。

2014/04/15

エムパンダ

高校の教科書に載っていた詩が強烈な印象で、あれをもう一度読みたいと現代詩文庫を手にとった。この続編にも求めていた詩はなかったが、今完全に田村隆一にはまっている。「緑の思想」「消えた地平線」「きみと話がしたいのだ」が好き。アメリカ滞在に触れた作もあったが、どれも硬質でモノクローム、鋭敏。エッセイもよい。お酒が好きなんですね。

2021/05/04

『死語』『誤解』あたりの田村が一番好きな田村です。

2020/03/25

sk

どんどん生活化・脱音楽化されていく。

2010/08/03

あかふく

刻まれているだけのものなのに意味がうまれてくる。音でしかないのに意味がある。

2012/11/30

感想・レビューをもっと見る