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グッドモーニング

グッドモーニング

グッドモーニング

作家
最果タヒ
出版社
思潮社
発売日
2007-10-01
ISBN
9784783730255
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グッドモーニング / 感想・レビュー

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おかだ

図書館にて。正直に…こういうものを分かったふりをするのも凄いカッコ悪いと思うので。単刀直入に言って、分からなかった。10代の頃に読んでいたら違ったのかな。こういう捉えどころの明確でない言葉を欲する時期ってあると思う。分からない、分からなくてモヤモヤする気持ち、分かりたいと願うような気持ちを味わった。これから先、思春期を迎えた娘とかにこういう感情を抱くんだろうなぁ…と。扱いにくい年頃の子供を前に呆然と立ちすくんだ気分。

2017/07/05

Y2K☮

パンクでユニセックスな十代の香り。ケータイ小説的なドロドロ恋愛に酔った作風でない点に好感。ただ「死んでしまう系のぼくらに」と比べて書道の二度書きを思わせる無用な装飾が目に付く。心の呟きが荒れ狂う言葉の渦に飲まれて勿体ない。もっと弱いまま純粋に吐き出せばいいのに。とはいえ、やはりクリエイティブな感性をくすぐる新しさ。いい刺激をもらった。恋愛の成就した女の子がどんどん美しくなる様に感性をくすぐられた物書きはもっと創作したくなる。著者の今後が気になる。年相応な作風に変わっていくのかシド・ヴィシャスのままなのか。

2015/05/07

ぐうぐう

この詩集には、息詰まるような緊迫感がある。多くが10代の頃に書かれた詩で構成されているという、その若さゆえの深刻さがそうさせてはいるのだけれど、しかし最果タヒは、若さという感性を絶対視しているわけではない。暗闇の中で必死に思索し、錯誤を繰り返し、言葉を綴ろうとしている真摯さに胸が締め付けられる。何よりも、闇の中で夜明けをイメージしようとしていることに感動するのだ。そして事実、この詩集の夜は明ける。「グッドモーニング」、それは夜の暗さを知る者だから、そして朝を迎えた者だから、ささやける言葉。

2009/07/12

ふじみどり

いつしか手の届かないところへ行ってしまった若い日。若い日は終わった。それは乖離して自分自身ではない遠いところでうずくまっているように思えるが、自分自身は数えきれないほどのあのときの自分自身でできている。もちろんその中にあの頃も含まれている。あたりまえのことなのに、若さを失うという言葉に惑わされ、外見の老いに愕然としてしまう。若さは一度経験し得たもので失いようがないもの、時のうつろいも肉体の衰えも手が出せないところ、肌身離さずよりも近くにもっていると思うと安心した。いいことをおしえてもらった。

2012/03/15

かわゆきか

娘が夏休みの宿題で俳句を作るというので、資料を探しに図書館に付き合い、詩のコーナーで見つけたので借りてきた。文章の意味は解読が難しいけど、刺々しい思春期のイメージを感じ取れたので、それでいいのかな?そして何か懐かしくて癖になるので、意味わからんのに読んでしまう。あとがきが素敵でした。

2018/07/29

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