それでも町は廻っている 8 (ヤングキングコミックス)
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それでも町は廻っている 8 (ヤングキングコミックス) / 感想・レビュー
ゼロ
歩鳥が通用しないことはある。あの性格や人柄だけでは、どうにもならない現実が待っているというのは、ラーメン屋大名行列の話を読んでいて感じた。町のみんなは優しく温かいけれど、仕入れの値上がりや売り上げの減少に対して打つ手はない。それは悲しいけれど、当たり前の現実だ。他にも安楽探偵よろしくのどんぐりの話や紺先輩のコバンの話などバラエティーに溢れている。子どもたちの無邪気さが時に残酷に思える。ちょっとしたミステリーな本の話や部活内での色恋話。小さなことでも不思議は溢れていて、それに気付くか気付かないはあなた次第だ
2016/07/09
kanon
読むと止まらなくなる。けれど、この一巻を一通り読めば結構満足出来ちゃうのである。前の巻も然り、特に物語が繋がっているということもないから、とりあえずのこと、一巻単巻で作品としては出来上がっているのであって、十分って言えば十分なのである。でも、時が経てばまた読みたくなるのも事実としてはあるので、結局いつまでも続いて欲しいと思っちゃうのです。歩鳥の日常が終わってしまうまでは、いつまでも。ずっと昔からあったラーメン屋が閉まってしまう様に、終わりはある。それはどうしようもないことだけど、それまではせめて全力で!
2013/05/26
exsoy
再読。こばんに首輪してないから、いくらウチのって言ってももめそうな気がする。
2016/06/04
exsoy
ラーメン屋の話でしんみり。
2010/12/03
mt.gucti
あとがきにある通り、ままならない歩鳥が描かれた第8巻。表紙の髪型もそうですね。この巻数にして、まだまだ尽きない作者の発想力と、それをわずか20ページ程に纏める力に感服します。だから、何回読んでも面白い
2015/03/12
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