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鬼を飼う 5 (5巻) (ヤングキングコミックス)

鬼を飼う 5 (5巻) (ヤングキングコミックス)

鬼を飼う 5 (5巻) (ヤングキングコミックス)

作家
吉川景都
出版社
少年画報社
発売日
2019-03-29
ISBN
9784785964092
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「鬼を飼う 5 (5巻) (ヤングキングコミックス)」のおすすめレビュー

下手したら自分を喰う鬼を飼育する? 世界の奇獣を扱う不思議な商店から始まる、飼育系あやかしストーリー

『鬼を飼う』(吉川景都/少年画報社)

 鬼や化けギツネ、猫又などのあやかしの話を本で目にしたり聞いたりした経験はあるが、想像上の生き物だと思う人がほとんどではないだろうか。しかし、私たちが気付かない、見ようとしていないだけで、もしかしたらすぐそばに存在しているかもしれない。

『鬼を飼う』(吉川景都/少年画報社)は、あやかしと人との関わりを描いた飼育系あやかしストーリーと呼ばれる人気作だ。昭和7年の東京、帝大生の鷹名基(たかな・もとい)と司怜一(つかさ・れいいち)は、1人の少女と出会い、四王天(しおうてん)鳥獣商店にいざなわれる。そこでは、奇獣という不思議な生き物を取り扱っていた。鷹名が、店主の四王天から「鬼」という奇獣を飼わないか、とすすめられることから話は始まる。

 奇獣とは、一般的に「珍しいけもの」のことをいう。本書での奇獣は、伝説や神話の架空の生き物を指し、

“奇獣とは伝説上の生き物なり ただしごく少数の才ある者のみ奇獣の生態や住み処を知り、また飼うことも可といふ 飼育には細心の注意を以て臨むべし”

 とある。奇獣は、生態や特性を理解すれば、命令を聞…

2024/1/18

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鬼を飼う 5 (5巻) (ヤングキングコミックス) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

大戦前夜、奇獣を巡る事件がキナ臭くなってきた。宍戸という軍人の狂気が事態を掻き回す中、鷹名はルーツを探り、自分に出来る事を思案する。『螺鈿殺』という人間を取り込んでしまう匣のエピソード、単独で語られたが後々本編に絡んでくるのかな?奇獣商ザイードの影がちらつき始めたが、重要な情報を握っていそうな人物・すぐ記憶を失っちゃうオッサンが可愛い。

2019/09/28

しましまこ

三条父さんのとても人に言えない恥ずかしい秘密って…随行型ききみみ可愛い。

2019/03/31

チューリップ

メインのキャラクターたちが本格的に交わりだしてちょっとややこしく感じてきたけど面白い。単発で語られた箱の話は後々関わってくるのかな。ゾッとするんだけどホラー色強くて結構好きなエピソードだった。鷹名の出自もやっかいな能力持ってそうだし危ない目に合わなきゃいいけどなと思うけど無理だろうな。

2021/03/12

ヘレン

あちこち絡んできてどうなるのか気になる。随行型ききみみ借り方おもしろいなw

2019/04/02

YS-56

怪しさが交錯する。ザイードとは?

2019/06/06

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