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となりのツキノワグマ (Deep Nature Photo Book)

となりのツキノワグマ (Deep Nature Photo Book)

となりのツキノワグマ (Deep Nature Photo Book)

作家
宮崎学
出版社
新樹社
発売日
2010-07-01
ISBN
9784787586056
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となりのツキノワグマ (Deep Nature Photo Book) / 感想・レビュー

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kinkin

絶滅が心配されているツキノワグマ、ほんとうにそうなのかと筆者は書いている。森林伐採や山の荒廃が原因だというのは人間が勝手に決めつけているのではないか。人間が思っているとりずっと逞しくて大胆な生き物であること、蜂蜜が好きだというのは実は全ての熊がそうではないということ、時には奈良漬けや味噌樽が好きな奴もいることなど、今までのツキノワグマに対する先入観を払拭してくれた。まだまだ知らないことが多いツキノワグマへの関心が深まった。

2014/06/18

雪紫

可愛くて怖い(解体シーンまであり!)ツキノワグマの写真集にして解説書。一人称オイラだけど、内容は傷跡やエサも紹介したりと案外真面目。とりあえずカメラに反応するツキノワグマは可愛い。

2020/06/18

zoe

2010年。写真がふんだん。個体数は多いんじゃないか派。色々と観察はしているが、個体数の把握は難しいと思われる。筆者の感覚では、定説(10000前後)より多い。積極的に観察して、クマに遭遇する機会があることが根拠である。また、同じ2010年に出版された森山まり子氏とは、森の描写が異なり、それぞれが見ている森という前提が違い過ぎ、結論が真逆になるようにそれぞれ出来ている。2019年。9年は、森も、人間社会も、動物の世界も変わることができる時間である。

2019/04/20

ぱんぺろ

自然写真家による本州・四国最大の陸上野生哺乳類観察記。筆者の、対象に接近するに際してこれから入る自然への約束感情や価値構築の個性が強烈。解り易い構成と写真の数々が謎多き生物に新しいひかりを照らす。この賢き巨大な夜走獣の行動食性、住居事情、種の保存など様々な面にユニークで斬新な撮影技術を駆使し肉薄、本獣を『幻の絶滅危惧種』と安易にレッテルを貼る誤解の底にあるものが、あまりにも根深い自然軽視であることをあぶり出す、学術書というよりは山男の経験則がツキノワグマを観ることで人間を描く。老若男女問わずにお薦めの一冊

2015/09/19

yamakujira

中央アルプス山麓のツキノワグマを紹介する写文集。おもにトレイルカメラで撮影した写真が多くて、想像以上の個体が生息する実態を理解できる。とくに遊歩道の写真では、ヒト、クマ、ヒト、ヒト、クマ、クマ、と誇張があるにせよ、人が歩く道で頻繁にクマが撮影されることに驚いた。実態を調査せずに絶滅危惧種と保護ばかり訴えるのも疑問だけれど、個体が多いなら捕殺してもいいというわけでもないだろう。野生動物との接触を避けたいならば、動物を駆除するのではなく、人間は自らの居住エリアを囲うべきなのかもしれない。 (★★★☆☆)

2015/12/11

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