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イメージ世代の心を読む: 疑似現実はどういう人間を生み出したか

イメージ世代の心を読む: 疑似現実はどういう人間を生み出したか

イメージ世代の心を読む: 疑似現実はどういう人間を生み出したか

作家
福島章
出版社
新曜社
発売日
1992-01-01
ISBN
9784788504042
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イメージ世代の心を読む: 疑似現実はどういう人間を生み出したか / 感想・レビュー

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抹茶ケーキ

いわゆる新人類世代は生まれた時からテレビなどに接しており、イメージに取り囲まれている。このような技術的な相違は当然、心にも影響を与えるので、新人類世代の心性はそれ以前とは異なる。具体的には彼らは、フィーリング優位、受動的、イメージ的=コラージュ的、依存的、幼児的、モラトリアム的、快楽原理有意、耐性不足である。このような心性が当時の遊び型非行を生んでいる。みたいな話。臨床家も人の子なので患者に自分の価値観を投影することがあるって書いているけど、今から思えばこの本自体がまさにその好例に思える。

2017/04/28

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