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[決定版]原発の教科書

[決定版]原発の教科書

[決定版]原発の教科書

作家
津田大介
小嶋裕一
出版社
新曜社
発売日
2017-09-05
ISBN
9784788515369
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[決定版]原発の教科書 / 感想・レビュー

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書没

原発はある種の「偏り」と不可分な形で語られる。そんな中、総合的に論点がまとまっていると聞いて手にした■新鮮だったのは日米原子力協定の話。核燃サイクルに、エネルギー資源の担保以上の意味が重ねられていたのを知った。やっぱり勉強不足である。細かい知識はもちろん、「日本の原発」をとりまく全体像を把握する努力が足りなかったと反省した■仕事柄、原発は賛否双方の立場から話を聞く。本を読み、それぞれの顔を思い浮かべる。「あの人だったら、どう読むだろう」。話を聞いたという経験が、実はリテラシーに役立っているのだと気づく。

2020/06/15

栗 餡子

じっくり向き合いたい大切な一冊です。

2018/01/14

結城

2017年夏時点での国内外における原発関連の状況について網羅した一冊。原発にしろ核兵器にしろ単純な賛成・反対の意志表明だけではどうにもならない現状がよくわかる。10万年先の未来にまで及ぶ放射性廃棄物処理問題など、気が遠くなるような重い課題についても触れられているが。既に着手された海外事例を読むにつけ、日本では1年先すら見通せない政治および社会状況に幻滅を感じざるを得ない。それでも原発が日本に存在する限り、立地自治体であるとないとに関わらず、日本に住む者は誰一人として未来に対する責任からは逃れられない。

2017/10/28

yacchan2018

その題名が示すとおり、原発に関する現状や問題点を歴史、技術、行政、海外事例など各方面からの報告としてまとめたもの。日本における原発の存続の是非の議論がうやむやな中、その全体像を整理するのに役立つ。廃炉や使用済み燃料の処理が確立しない中で、コスト的にも原発は割高になっており、最早持続可能なエネルギーとは言えない。増してや日本には地震のリスクがある。既に欧米では、再エネのコストが1kWhあたり10セントを大きく切るほどに下がってきている中で、原発のベースロード電源という考え方自体が過去のものだという。

2017/11/11

Olly

ニュースなどでは表面上でしか語られない原発問題について、福島原発事故以前から原子力に携わっていた著者らによる記事が纏められている。国のエネルギー方針をまとめた「エネルギー基本計画」の改訂、日米原子力協定が更新を控えるなど、今年は原子力政策の節目となるイベントが多い。巻頭の「もんじゅ君」の漫画もとっつきやすい。原発輸出には契約によるリスクの低減が重要であり、重大事故発生時の責任がメーカーが負うことになると建設後も案件リスクが残る。GEは日本に建設した原発の重大事故に関する責任を契約により回避している。

2018/01/06

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