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活字狂想曲: 怪奇作家の長すぎた会社の日々

活字狂想曲: 怪奇作家の長すぎた会社の日々

活字狂想曲: 怪奇作家の長すぎた会社の日々

作家
倉阪鬼一郎
出版社
時事通信社
発売日
1999-03-01
ISBN
9784788799011
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活字狂想曲: 怪奇作家の長すぎた会社の日々 / 感想・レビュー

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いちろく

紹介していただいた本。(著者の目線で描かれた内容なので、著者の性格に依存する所もあると思うが、)校閲ガールの内容が可愛くみえるぐらい、校閲現場の殺伐とした日常が著者の毒舌コメントと共に描かれた内容。半自叙伝とあるが、フィクションであってほしいと願わずにはいられない。ネタ、ネタだよね?とココまで願う本も久々でした。それでも、笑える箇所も多々あったのも事実。私にとって一番の収穫は「校了・責了・校正」の違いが良くわかった事。私の手元に本があるのも、校正をしてくれている皆さんのお陰でもある、とよく解りました。

2017/12/14

グラスホッパー

奇才、鬼才、天才、倉阪鬼一郎、会社勤めの11年間。本人は、ものすごく大変だったでしょうが、読みながら何度も笑った。解説の「ちゃく?仙滑稽譚」もいい。楽しかった!

2019/09/06

子音はC 母音はA

印刷会社の校正を勤めた頃の内情を綴ったエッセイ。社内の異端者として明るくユーモアのある筆致で周りの人間たちを評し校正という仕事のやり切れなさを語る。会社内の人間が次々と過労死で鬼籍に入る記述がさらりと書いてのが地味に怖し。怪奇作家としての滋養がたっぷり。

2014/11/30

ろこぽん

なんだこの本は。オモチロイ~!自分のことを奇人変人と分かってる時点でこの著者はマトモなのかもwと思うけどやっぱり変よね。校正の笑える事例よりなにより暗坂君の発言がいちいちツボです。こういうとんがった人、毒を吐いて長生きしてほしいわ。倉坂さんの本、読んでみよう。

2023/02/28

ゆきのすけ

会社で切れそうになることはないけれど、校正作業を続けていたり、事務作業をひたすらこなしていたりすると頭の調子がおかしくなりそうなことはある。のでその状態が続くとこうなってしまうのかもしれない。校正あるある話も勉強になった。「百メーター」の件についてはこれはないよなぁ、と思いながら笑った。指示の意味を理解してくれ!とひたすら願うのみ。

2014/11/27

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