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こころに効く精神栄養学

こころに効く精神栄養学

こころに効く精神栄養学

作家
功刀 浩
細川貂々
出版社
女子栄養大学出版部
発売日
2016-03-25
ISBN
9784789554459
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こころに効く精神栄養学 / 感想・レビュー

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ゆき

私は、鬱や神経症などのメンタル不調は、専ら心とストレスの問題だと思っていた。だから心療内科で薬をもらって治療するしかないと。でも、そうではなかった。栄養が大きく関係しているのだ。それが精神栄養学である。心の病気や脳の働きに関連する栄養学的要因や食生活習慣などについて明らかにする新しい学問で、実際医学界でも栄養学的側面は最近まで重要視されてこなかった。 この本は、功刀先生のこれまでの医者人生を絡めたエッセイである。必要な情報が盛り込まれつつ、ほんわかした気持ちで読める本。

2023/12/30

nranjen

娘が先生の話を聞きに行き、興味を持ち手に取った本。体内、脳内のメカニズムにさままな栄養が及ぼす作用が非常にわかりやすく説明されている。青身魚、ヨーグルト、お茶、チョコレート、運動、睡眠、いろいろ取り入れてみたい。

2018/01/08

ゆいまある

精神栄養学と運動について、科学的エビデンスに基づいて解説した本。「これさえ食べれば」のような過激な文章はない。科学者としての謙虚さがにじみ出てます。功刀先生は独身時代、朝は菓子パンとコーヒー牛乳。夜遅くまで研究室にこもって適当なものを食べ、慢性的に運動不足で、チェーンスモーカー、どこに行くにも車という人でしたが、今は生活習慣もきっと変わったんだろうと思って読むとますます興味深いです。

2016/06/16

しげ

ユーモアにあふれたやわらかな語り口で、読んでいて楽しかったです。規則正しい生活、適度な運動、そして、なるべくたくさんの種類のものを食べようと感じました。腸内環境を良くしていきたいです。

2021/06/19

Erato

 栄養というと「料理」「家庭科」のイメージが強いが、「保健」「医学」である。栄養は身体を作るだけでなく、脳や心とも直結する。好きなものを好きなだけ食べる飽食の時代は、様々な病気を生み出した。正しい生活を習慣づけることがどれほど大切なことか。昔は意識しなくても自然と生活の中でできていた食習慣や運動習慣。便利になりすぎた現在は意識しないと獲得できないものになってしまった。  生命の源である栄養を今一度見直し学んでみようと、この1年は栄養系の書籍を増やす予定。

2016/05/15

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