KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

ブラック・デトロイト (ヴィレッジブックス F コ 2-1)

ブラック・デトロイト (ヴィレッジブックス F コ 2-1)

ブラック・デトロイト (ヴィレッジブックス F コ 2-1)

作家
ドナルド・ゴインズ
Donald Goines
東山彰良
出版社
ヴィレッジブックス
発売日
2006-12-20
ISBN
9784789730266
amazonで購入する

ブラック・デトロイト (ヴィレッジブックス F コ 2-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ko-shin

ピンプ野郎。食うか食われるか。

2016/09/22

ぐずぐず

よく出来たピカレスク・ロマン。 翻訳も歯切れ良く読みやすい。 ただラストにもう一捻り欲しかった。 世間を「喰うか喰われるかのジャングル」だと認識している男が、恋人が妊娠したぐらいで改心する筈がない。

2013/03/03

okadaisuk8

 米スラムのポン引きが主人公の小説。性・暴力描写はかなり過激で、途中までは最近のギャングスタの話と思って読んでいたが、70年代の作品と知りびっくりした。訳が新しいとはいえ、作品のテーマや風景にも時代を超えたり先取りする要素があるのだろう。最後、主人公は逮捕され懲役を食らうものの、売春婦ではない堅気の女との子供を授かり、改心を誓って話は終わる。しかし、これはハッピーエンドなのだろうか?私にはブラックジョークや皮肉と解釈した。解説によると米国では知られた作家のようなので、他の作品の訳も出ないかなあ。

2012/03/10

ひろし

77 地の文が主人公の声として書かれているが、通常のモノローグのような内省的な思考はまったく出てこない。とてもダイレクトに言葉が行動に結びついていて、リズムや音や感覚がむき出しにされているようなシンプルさがあるように感じました。

2009/03/16

gerogeC

積み上げた側からたびたび壊され踏みにじられる信頼、その繰り返しが心地良い。語りでは言及されないが、他の人物のセリフから明らかにされる主人公の刑務所内でのソドミーに思わずあっと声を上げそうになる。ヒロインはなんとなくダイアナ・ロスをイメージ。

2017/02/28

感想・レビューをもっと見る