潜入捜査官―全米一凶悪なバイカーになりきった830日間
潜入捜査官―全米一凶悪なバイカーになりきった830日間 / 感想・レビュー
boya
だいちゃんから借りた本。凶悪なバイカー集団モンゴルズに潜入した捜査官による、文字通り命懸けのノンフィクション。刺青だらけの強面たちがハーレーを乗り回し、「フルパッチ」をこれ見よがしに着こなす日常は、如何にも型通りのアウトローだ。しかし、そのカルチャーは彼らなりの美学や不文律から成り立っており、その非日常感からかなり興味深く読めてしまう。
2016/02/07
鼻毛カッター
バイカーたちの暴力性・反社会性には吐き気がするほど嫌悪するが、潜入捜査官の母親がわりだった祖母が死んだときのエピソード(ATFの同僚は素っ気なかったがバイカーたちは深く悼み、その感情を顕にした)には、いまの(いわゆる「普通の」)社会があまりに人間性・感情の発露を必要以上に抑圧しているのでは、と考えさせられた
2010/02/21
yooou
☆☆☆☆★
2008/08/24
まむし
私を捨てるのがアメリカの人にとってどれだけ辛いかがよくわかる語り口
2017/07/12
Масакун(masakun)
読了。潜入捜査というと日本ではあまりなじみがないが、アメリカでは一般的なものらしい。作者はアメリカでもトップ5に入る凶悪なバイカーギャング集団であるモンゴルスにおいて、見習いから正式メンバー、幹部にまでなったという。ありとあらゆる物を犠牲にしながらも、モンゴルスという一大組織に最初の打撃を与えた作者に敬意を表したい。
2012/12/22
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