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傑作はまだ

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傑作はまだ

作家
瀬尾まいこ
出版社
エムオン・エンタテインメント
発売日
2019-03-08
ISBN
9784789736855
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ジャンル

傑作はまだ / 感想・レビュー

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ひなげしの花🍬🍭

「まだ会って二週間も経っていないから、父は息子という言葉にぴんとこないんですよ。あ、血の繋がった親子ですけどね」引きこもりの小説家の元に突然大福餅を持って訪ねて来て同居生活が始まる。「卵の緒」「そして、バトンは渡された」は血の繋がりない親子愛、そしてこれは真逆のお話だった。小説じゃあないから実際の話にまだ結末は無いよね。唐揚げくん.柚子かりんとう、美味しい食べ物が沢山出てきた。美月さん素敵過ぎでした。瀬尾まいこさんの親子の優しくて温かいお話でした。

2019/03/12

のぶ

これは一風変わった家族小説なのだろうかと、疑念を抱きながら読み終わった。主人公の加賀野は引き籠り同然の孤独な作家。26年前に永原美月という女性に行きずりの関係を持ち、子供ができてしまう。名前は智。月10万円の養育費を振り込み息子の写真が届くという関係以外の接触はない。ある日、一度も会ったことのなかった息子、智が突然訪ねてきた。見ず知らずの息子との奇妙な共同生活が始まる。生活しているうちに関係は打ち解けてくるのだが、何だか奇妙な雰囲気が漂っている小説だった。行間には温かさが込められている気がしたけれど。

2019/03/24

misa*

去年から瀬尾さんを読み出したけど、やっぱり瀬尾さんの手にかかるとあったかいお話になるんだなぁとしみじみ。血の繋がった親子なのに、それ以外何も知らない引きこもりの作家の父。息子がそんな父の元へと訪れていろんなやりとりが、微笑ましいような少し切なくなるような、何とも言えない関係。けど息子によって様々な体験をしていく様は楽しくて、からあげクン、柚子かりんとう、牛乳を温めて作ったコーヒーなど、食べ物ネタも楽しい。最後にはウルっとくる場面もあって、瀬尾さんやっぱり素敵など作家さんだなーって感じた。

2019/03/15

tonkotsu

王様のブランチブック大賞2018を獲得した「そして、バトンは渡された」に続く瀬尾さんの新刊。作者得意の家族愛を描いたもので、主人公の引きこもり作家のもとに生まれてから一度も会ったことのない息子が突然現れ同居生活が始まる、息子のアドバイスで引きこもりの父親がしだいに社会性を取り戻していく姿が面白く引き込まれる。いわゆるいやな人が登場しない癒し小説、読後ほっこりしたい人におすすめです。

2019/03/13

さっこ

とても素敵な作品でした。前作の「バトン…」とはまた違った家族の愛の形。実父に対して「はじめまして」で始まる関係性。25歳に育った智くんが良い子で良い子で感涙です。周りにいる店長さん、近所のおじいちゃん。助けられ支えられ、人との繋がりや大事なものに気づいていくのはジーンと沁みました。「小説より現実の方が善意に溢れている」本当に沁みました。

2019/03/18

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