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毒母育ちのサナギさんの脱皮 ~ゆうちゃん先生のカウンセリングルームより

毒母育ちのサナギさんの脱皮 ~ゆうちゃん先生のカウンセリングルームより

毒母育ちのサナギさんの脱皮 ~ゆうちゃん先生のカウンセリングルームより

作家
本山 理咲
佐藤優
出版社
星和書店
発売日
2021-05-01
ISBN
9784791110780
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毒母育ちのサナギさんの脱皮 ~ゆうちゃん先生のカウンセリングルームより / 感想・レビュー

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むさみか

境界性パーソナリティ障害は 正義の幻想にしがみつき 家族全体を支配して苦しめ あまつさえ 次代につなげてしまいがちです パーソナリティ障害をもつ本人が 自覚をもって 渚さんのように 生まれ変われるのが一番ですが 家族の意見など 通ることはないでしょう しかし 連鎖を断ち切ることは 出来ると思います 「あなたは悪くない」 とただ一言さえあれば まずは 毒母 毒父に 蝕まれる子供たちが 一人でも救われますように リアルな苦しみが伝わる 名著だと思いました

2021/10/08

ᚹγअәc0̸א

・ゆるかわ系の絵柄の人は、存外に重篤な闇黒内面をお持ちという経験則が、ソフトに表現されてて有難い。 ・「成長期に大切な蛹室を壊された奇形成虫」としての筆者意見は傾聴。--「それ(20歳過ぎたら自己責任論)は、成長を妨害された人間にはあてはまらねーんだよ!足の不自由な人に、20歳過ぎたら自分の足で歩け(略)と言ってんのと同じなんだよ」 ・シナプスの芽吹き(漫画的表現)の効果音「シナプスプスプス」がセンス独特で好。 ・唐突にDBT本が登場するが、これはBPDとの対応性を示唆か。あるいは次作以降の積み残しかな。

佐藤太郎

毒親育ちの1人の女性の半生を描いた漫画。 共感できる所が多かった。 毒親の辛さは理解されないこと。世の中の常識人には毒親育ちなんて理解できない。足の不自由な人は「二十歳過ぎたら自分の足で歩け」とは言われないが、毒親育ちは自己責任、親に感謝しろと言われ、人格を否定される。 しかしカウンセリングを受けるなかで、理解されることを頂点として、それ以外を認めない姿勢は、毒親の執着に似ていると気が付き、理解されなくてもいいと悟り寛解を迎える。 学びの多い本だった。 毒親育ちの人に是非読んで欲しい。

2023/05/09

わらん

毒親ものにひかれる。

2022/07/17

前半は相談者の「サナギさん」のこれまでの話、後半は「サナギさん」がどん底にいた頃の胸中や葛藤、最後は「サナギさん」から「ナギサ(渚)さん」に変化していく様子を描いている ▼第1章から第7章まであり、シンプルな絵でサクサクと読みやすいマンガがメインで、章ごとに3ページほどのコラムがある。内容が結構ヘビーなので、同じ状況にいる人は共感してしまってちょっと辛い。

2021/12/29

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