KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

分水嶺 (BIG BOOKS MORIMURA SEIICHI Selectio)

分水嶺 (BIG BOOKS MORIMURA SEIICHI Selectio)

分水嶺 (BIG BOOKS MORIMURA SEIICHI Selectio)

作家
森村誠一
出版社
青樹社
発売日
1996-06-01
ISBN
9784791309665
amazonで購入する

分水嶺 (BIG BOOKS MORIMURA SEIICHI Selectio) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ひらり庵

初読が中学生の時で、娯楽がなかったので、たまたま家にあったこれを何度も読んだ。今読むと、企業悪、個人善、資本主義の矛盾、人間疎外など枠組みは「カムイ伝」と同じで、当時はこういうのが社会派だったのだ。当時、2人のヒロインに胸をときめかせたものだが、思い出補正ではなく、再会してもやっぱりいい。大学同窓の祥子(ビアンカ)と銀座のホステスの香澄(フローラ)。銀座勤めの香澄が実は家庭的と言うギャップがいい(家では和服を着ている)。しかし情熱的で破滅型。素人にはお勧めできない。結婚したいが、今でもどちらかを選べない。

2019/11/14

感想・レビューをもっと見る