恐怖館―The House of Horror〈Vol.1〉 (青樹社文庫)
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恐怖館―The House of Horror〈Vol.1〉 (青樹社文庫) / 感想・レビュー
夢追人009
21年前に出されたそれ程に著名ではない9人の作家の方々によるホラー・アンソロジー短編集で完全フィクション作品集ですね。でも私の一番のお気に入りは実話怪談風の『くりかえす夢』矢島誠・著で強烈なオチに完全にやられましたね。隣で小さな赤ん坊が泣いている夢を30歳前の今迄何度となく見て来た。母が倒れ病院でうわ言を聞いた彼は自分が赤ん坊の弟が泣くのを黙らせようと(母の暗示により)殺してしまった事を知る。女と浮気し不仲な妻との離婚を決意すると全く喋らなかった三歳の息子が背後から首筋に包丁を当て一言「バイバイ」という。
2020/05/23
グレ
さては「異形コレクション」の成功を見て二匹目の泥鰌ば狙っちゃったか!?もう20年以上前の、人肉ば喰うたり喰わせたりするホラーオムニバス。本好きと本好きが偶然出会うも、そいつは実は悪魔……。ロケット花火が当たったぐらいで窓って割れる!?!?不人気作の宿命でレア化しており、今読まねば二度と読めないかもと急ぎ読み、百分で読了。まあ予想どおりの内容で。。
2018/05/12
No.7
「ホラーといえばこんな感じ」みたいな話が多かったです。良い意味で。「赤い舌」「緑の薔薇」が好きです。
2017/04/30
ろびん
30ページ程度の短編なせいかオチが性急なものも。一番好きなのはラストの話かなあ……。
2016/05/31
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