湯の街殺人旅情―日本ミステリー紀行 (青樹社文庫)
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湯の街殺人旅情―日本ミステリー紀行 (青樹社文庫) / 感想・レビュー
ジャム
温泉を舞台にしたミステリーアンソロジー!西村京太郎「下呂温泉で死んだ女」は「おいおい!」とつっこみたくなるちょっとエッチな列車殺人トリックが、梶龍雄「母なる殺人」では大胆な三姉妹探偵団が温泉殺人を華麗に解決(皮肉な結末がまた良し)、青柳友子「露天風呂の泥棒」は収録作中もっとも短い話だが小気味よい泥棒活劇が、横溝正史「首」は生首殺人の丁寧なロジックと金田一耕助、磯川警部の人情が読める好編で、多岐川恭「二夜の女」は温泉で出会った男女のあまりにご都合主義が過ぎた綺麗すぎる真相が逆に良かったです笑
2017/03/09
pei
温泉街を巡る短編ミステリー集。スラスラ読み進められるうえ、あっと驚かされる結論も多い。
2017/10/31
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