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トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える 野鳥のひみつ

トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える 野鳥のひみつ

トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える 野鳥のひみつ

作家
川上和人
マツダユカ
三上 かつら
川嶋 隆義
出版社
西東社
発売日
2018-09-08
ISBN
9784791627837
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「トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える 野鳥のひみつ」のおすすめレビュー

カラスはアリを浴びて体をきれいにする!? 驚きの“トリ”ビア

『トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える野鳥のひみつ』(川上和人:著・監修、三上かつら・川嶋隆義:共著、マツダユカ:マンガ/西東社)

 鳥カフェに鳥フェス、さらにはインコアイスに「インコクサイダー」(インコ臭のするサイダー)など、抱腹絶倒系商品までが飛び出すほど、近年、鳥がブームだ。

 どうせなら鳥そのものにもっと関心を寄せたい、そんな方におススメの1冊が『トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える野鳥のひみつ』(川上和人:著・監修、三上かつら・川嶋隆義:共著、マツダユカ:マンガ/西東社)だ。

 スズメ、ツバメ、カラス、ハト、カルガモほか日本の身近な約60種の野鳥が登場し、83のトリビア情報が楽しめる本書。1つのトリビアは、右ページに4コママンガ、左ページに専門家の文という見開き構成で解き明かされていく。読みやすいだけでなく、マンガも解説文もユーモアセンスたっぷりで、笑いながら知識が身に付けられる。まさに子どもから大人までが一緒に楽しめる1冊だ。

■カラスはアリを浴びてきれいになる!?  カラスが賢いのは有名な話。でも、アリを浴びる「蟻浴」なんて言葉は…

2018/10/4

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トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える 野鳥のひみつ / 感想・レビュー

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きみたけ

著者は鳥類学者の川上和人先生ほか。川上先生の関連本は5冊目なので私の中ではもうお馴染みな感じですね。ハト・カラス・スズメ・ヒヨドリなど身近な野鳥をとりあげ、身近だけれどつい見過ごしがちな野鳥たちの驚きの生態を、読みやすい文章で漫画やイラストと共に解説した一冊。カラスはアリを浴びてきれいになる、シジュウカラはカタツムリでカルシウム補給、カモは別種とも恋に落ちる、オシドリの夫婦は毎年相手が違う、など多数のトリビアが満載です。

2022/08/31

もりやまたけよし

なんだか、身近な鳥たちをウオッチングしたくなりました。とてもいとおしく感じてしまいます。

2019/02/23

はっせー

野鳥に興味がある人にぜひ読んでほしい本になっている!読書会の課題本のため読んでみた。川上和人さんの文章はいつ読んでもオモシロイ。オモシロイだけではなくちゃんと知識もつけれるので本当にいい。この本の構成は右半分にマツダユカさんが描いた野鳥に関する4コマ漫画が書いてあり左半分に川上和人さんの文章が書かれている。そのまめ4コマ漫画をみて面白そうって思うと左半分にその解説が書かれているため絵でも文でも楽しめるようになっている。この本を読んだあと朝野鳥にであったのでおはようと心のなかで挨拶をしてしまうほど良かった!

2023/05/07

hiace9000

鳥を飼ったことはない。強いてあげれば小学校の頃、教室で飼っていた数羽のジュウシマツだったか。いつまでいて、いついなくなったのかすら記憶はあいまいだ。いつの間にかハムスターにすり替わっていた気もする。大人になってみると、鳥や小鳥たちは季節の風物詩であり、ある種のノスタルジー的存在であることに気づく。本書では身近な鳥達のトリビアルな生態を、まじめにいじりつつ紐解き、『考え』させる。マツダユカさんの漫画も秀逸だが、付随する解説も相当面白く、吹くこと必至。こんな面白トリビア、世に広めん!私もその一翼を担いたい。

2022/07/22

ままこ

川上さん監修。テーマごとに野鳥の雑学が面白く分かりやすく紹介されている。カラスのアリ浴びは初耳。珍しい鳥はネットで画像検索したがラケットヨタカのあの羽根は確かに不思議。放火魔の鳥にはびっくり。托卵を見破る鳥もいるそうだ。テーマに沿った4コマ漫画も楽しめる。

2018/11/16

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