ユリイカ2009年4月臨時増刊号 総特集=坂本龍一 SKMT
ユリイカ2009年4月臨時増刊号 総特集=坂本龍一 SKMT / 感想・レビュー
kokada_jnet
特集全体としては面白く読んだけれど。坂本龍一が「環境問題の指南役」的に対談相手にしている、竹村真一という「環境人類学者」の人。中沢新一まがいのトンデモ的な人で・・、相変わらずこういう人が好きなんだなあ。
2010/12/04
アルクシ・ガイ
巻末の「クロニクル」だけ。「その年に起こったこと」の選択が恣意的で、面白かった。
2018/10/01
ニョンブーチョッパー
○
2010/01/25
はにまる
坂本龍一という音楽家は真にユリイカで特集するに相応しい題材であり、そしてそれに応えた充実した内容に仕上がっている。個人的には速水健朗氏の論考が興味深かった。教授は明らかに特権的作曲家であるが、その一方で、楽曲をMidiデータで提供したり、制作過程の楽曲を開示したり、自ら特権性の消失を推し進める不思議な存在。初音ミクに例示させる様に、ネットによる特権性の消失が加速される中、この先の音楽がどこへ向かいそして教授がどこへ進むのか、この特集を読んで考えると楽しい。
2009/08/04
nadel
アウトオブノイズという新アルバムを引っさげての特集。音楽理論は全く分からないが、坂本さんの対談、彼に纏わる話は、つねに音楽の周辺であって音楽の話そのものは中心的に語られないので、音楽素人にも面白い特集となっている。 また、人類学者の竹村さんとの対談に勇気づけられる。環境問題はいまのテクノロジーをどう使うかで解決できるところまできているという話。例えばオランダでは海面が5m上がっても大丈夫な建築。高床式をヒントにしたらしく、もとは日本の十八番なのにと悔しがる二人。あと坂本さんに関する本の総覧と解説がいい。
2009/05/13
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