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ユリイカ2009年10月臨時増刊号 総特集=ペ・ドゥナ 『空気人形』を生きて

ユリイカ2009年10月臨時増刊号 総特集=ペ・ドゥナ 『空気人形』を生きて

ユリイカ2009年10月臨時増刊号 総特集=ペ・ドゥナ 『空気人形』を生きて

作家
是枝裕和
山下敦弘
ペ・ドゥナ
宇野常寛
佐々木敦
出版社
青土社
発売日
2009-10-13
ISBN
9784791702008
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ユリイカ2009年10月臨時増刊号 総特集=ペ・ドゥナ 『空気人形』を生きて / 感想・レビュー

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里馬

バイト先のTSUTAYAには邦画好きがいない様で空気人形を誰も知らない。月末に入ってくるので苦手なポップを書こうかな、と。ノーマークの先輩方よ、悔いるが良い(笑)”

2010/03/12

ぐうぐう

韓国と日本、ふたつの国の映画を、なんなく越境してみせるハイブリッドな女優・ペ・ドゥナ。彼女の凄さは、最新作『空気人形』を観るまでもなく、彼女のフィルモグラフィーのその多彩さが証明している。彼女は監督の指示にあくまで従順に、意見を出すこともほとんどなく、言われたままの演技をひたすらこなすのだと言う。しかし、そうして出来上がった映画が、彼女の存在抜きではまったく成立しない、彼女の映画となっていること。それがペ・ドゥナの最大の才能だろう。

2009/10/31

にしの

是枝裕和監督の『空気人形』の上映前にユリイカで組まれたペ・ドゥナの特集号。もう10年以上も前にもなる。ペ・ドゥナはどの映画でも鈍臭そうに走ってる印象が強かったけれど、鑑賞後に強烈に印象に残る女優だ。韓国女優のオーソドックスな淡麗さとは明らかに異なるペ・ドゥナをユリイカ誌上に集う文化人たちが筆をとる。ペ・ドゥナから是枝裕和、ポン・ジュノにいたるまでさまざまな評論が掲載されており、読み応えのあるムックだった。

2022/01/10

kabuki o.

残念なのは目次に日本人の名前しか並んでいないこと。ユリイカ系知識人の正直退屈な文章よりも、韓国の映画評論家のペ・ドゥナ評とか、ポン・ジュノのインタヴューとかを読んでみたかった。あるいは、第三国の人たちの眼には、韓国人が日本人(の・ようなもの)を演じる不自然さはどのように映ったのかも気になる。

2010/02/09

かい

私はあるときあなたの風だったかもしれない。あなたはあるとき、私の風だったかもしれない。その言葉だけで全てが伝わる素晴らしい映画だった。

2013/09/27

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