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ユリイカ2010年2月号 特集=藤田和日郎 『うしおととら』『からくりサーカス』そして『月光条例』・・・少年マンガの20年

ユリイカ2010年2月号 特集=藤田和日郎 『うしおととら』『からくりサーカス』そして『月光条例』・・・少年マンガの20年

ユリイカ2010年2月号 特集=藤田和日郎 『うしおととら』『からくりサーカス』そして『月光条例』・・・少年マンガの20年

作家
藤田和日郎
荒川弘
諸星大二郎
立原えりか
伊藤比呂美
加門七海
市川春子
出版社
青土社
発売日
2010-01-27
ISBN
9784791702046
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ユリイカ2010年2月号 特集=藤田和日郎 『うしおととら』『からくりサーカス』そして『月光条例』・・・少年マンガの20年 / 感想・レビュー

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速魚

マッチ売りの少女の話が嫌いという藤田氏。 死んでしまって幸せということはないだろうと。 ああ、でもね 苦しい毎日をずっと送っていくことより その苦しみから幸せを見いだすことより あたたかい天国にいったほうがしあわせだったかもしれないと 私は思ってしまう。 藤田氏の熱い情熱がほとばしる、荒川弘との対談は両ファンなら見逃せない。

2012/10/09

うさみP

あっちこっち探し回ってやっと手に入れた。何とも濃い内容。荒川さんとの対談。ハガレンとの共通の魅力である、昨今のマンガやアニメの様に無条件に他人(主にヒロイン)に承認されるのではなく、悪であっても突き進み、血反吐を履き泥まみれになりながら、地に足を付けた生活感のあるキャラクター達「愛と勇気を与える前提で徹底的に恐怖させる」。他作品に対する怒り(称賛)が創作の原動力。少年漫画とは「明日に向けて背中を押してくれる存在」。キャラクターが勝手に動くのは逃げの姿勢。漫画家は読者の為にある。藤田世界と月との関係(続く)

2015/11/27

こにあん

「うしおととら」は私の読んだ少年漫画の中で最高傑作だと思います。そしてそのスピリッツの一部を「ハガレン」が受け継いでいるような気がします。(からくりサーカスが受け継いでいるのは藤田スピリッツ・・・って当たり前か)ので、荒川弘先生との対談は面白かったです。・・・というか主に藤田先生がハガレンを語っていたような・・・。

2010/02/02

SAGA

各コラムでツッコミくらってました(笑)荒川さんがひっそりいた…。この人(藤田さん)のテンポはおもしろい。

2011/10/21

nawatobi

藤田和日郎へのインタビューが多いのでうれしい。作品分析はうしおととらと月光条例がおおいのでからくりサーカスから読者になった自分には物足りない。からくりサーカスが少年漫画でも特異なのは全ての元凶はある男の失恋であること。失恋が昇華もされずもっといい女とかランクアップする訳でもなく失恋というより執着が全ての元凶。恋愛をここまできちんと書いた少年漫画って少ないと思うのだけど/市川春子へのインタビューもありとても楽しめた巻でした。

2012/07/07

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