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ユリイカ 2013年10月号 特集=武田百合子 歩く、食べる、書く

ユリイカ 2013年10月号 特集=武田百合子 歩く、食べる、書く

ユリイカ 2013年10月号 特集=武田百合子 歩く、食べる、書く

作家
武田百合子
山崎まどか
松田青子
緒川たまき
出版社
青土社
発売日
2013-09-27
ISBN
9784791702626
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ユリイカ 2013年10月号 特集=武田百合子 歩く、食べる、書く / 感想・レビュー

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つーさま

今月のユリイカは武田百合子特集。よく天衣無縫と称される百合子さん(親しみを込めてここではこう呼ばせてもらう)だが、ここに寄せられた文章から見えてくる彼女は、その言葉だけでは収まりが効かないくらいにいろいろな表情を見せる。知られざるエピソードもふんだんで、それだけもうお腹いっぱいになった。ちなみに私自身は、作家武田泰淳を飼い慣らす(?)男らしい百合子さんがかっこよくて、異性としてではなく、人間として惚れてしまった。

2013/09/30

NагΑ Насy

川上未映子×マームと誰かさん「まえの日」ツアー新宿公演ラスト風林会館のステージ。物販にユリイカのこの号が置いてあって、あ、武田百合子の特集は持ってるじゃん。発掘し川上未映子の「まえの日」の散文詩を読む。女優の青柳を通して響いたことばの記憶をたどるようにして詩を追っていく。詩のことばと読み上げるというよりは言葉を発する女のからだと動きは、朗読でもなく芝居でもなく歌とも違ってそれ自身だった。ギリシャの吟遊詩人のうたう詩はこんな体験だったのかもしれないと読みながら思う。すごいステージだった。

2014/05/05

ybhkr

一種のファンアンソロジーみたいなユリイカの特集は正直苦手なんですけど、今回は少ない書籍の中、みんなそれぞれただのファンとして好きな部分を書き出しているかんじがよかった。著者の個人的感傷なんかどうでもいいんだけど!と、いつもなら思うけど武田百合子に関してはそれ抜きで語れない。めまいのする散歩を処分してしまったことがつくづく悔やまれる。確認したいとこ、いろいろ出てきたのにな。百合子さんの生命力いいな。死因が母と同じでちょっと親近感。泰淳氏の死因と父の死因も近いがわたしは花さんにはにてないや。

2014/03/12

メガロパ

まだまだ新しい発見があって、興味深く読めた。

2014/01/05

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