ユリイカ 2017年11月臨時増刊号 総特集◎志村貴子 ―『敷居の住人』『放浪息子』『青い花』から『淡島百景』、そして『こいいじ』へ (ユリイカ臨時増刊)

ユリイカ 2017年11月臨時増刊号 総特集◎志村貴子 ―『敷居の住人』『放浪息子』『青い花』から『淡島百景』、そして『こいいじ』へ (ユリイカ臨時増刊)
- 作家
- 出版社
- 青土社
- 発売日
- 2017-10-28
- ISBN
- 9784791703401


ジャンル
ユリイカ 2017年11月臨時増刊号 総特集◎志村貴子 ―『敷居の住人』『放浪息子』『青い花』から『淡島百景』、そして『こいいじ』へ (ユリイカ臨時増刊) / 感想・レビュー
ソラ
何となく志村貴子は良いって思っていたことが色々な角度から言語化された感じ。
2017/11/02
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複数の人物の心理描写の交わり/すれ違いと時間の往き来(読者の想起)が、その清新な作品世界をつくりあげる志村貴子作品は、ヴァージニアウルフの書く小説に似ている気がする。
2017/10/30
しい☆
編集後記すごかった。原画展行けるといいな
2017/11/01
ともひろかただ
池袋で行われた、志村貴子画業20周年展の物販で買ったのです。だってさあ、この表紙の女の子の、その画用紙に描かれた、あの立体的で肉感的な原画を直に見ちゃったら、もう、あらがうことはできなくなって、財布の紐のゆるむこと、ゆるむこと。(このほかに2000円くらいする画集と、2万円する高精細印刷画を買ったのです)。内容的には志村貴子の鼎談あり『青い花』OP曲の空気公団インタビューあり、イラスト寄稿ありで盛りだくさん。文字が多くて、並の小説よりみっちりとして満足度高い。志村貴子好きなら買って損なし。
2017/12/05
汽
敷居の住人を全巻読み終えたのでこの機会にと思い読了。まずは志村貴子先生について。敷居の住人について「特に描きたいものなどないまま初めてしまった」「結果として3巻までは鳴かず飛ばずだった」と自分で言うほど確かに何も起こらない。起こりそうな舞台背景は用意されてるのに起こらない。それが彼女の作品の魅力なのだが。実際のところはことは起こっているのだけど漫画の描き方としてあまりにそれをかるーく描いている、というのが正しいのだろうか。それは青い花、放浪息子にも継がれている。
2019/05/13
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