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ユリイカ 2018年10月号 特集=図鑑の世界

ユリイカ 2018年10月号 特集=図鑑の世界

ユリイカ 2018年10月号 特集=図鑑の世界

作家
三中信宏
川上和人
荒俣宏
斎木健一
小笠原鳥類
出版社
青土社
発売日
2018-09-27
ISBN
9784791703562
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ユリイカ 2018年10月号 特集=図鑑の世界 / 感想・レビュー

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かりさ

図鑑の世界特集…なんて魅力的!と言うことでずっと眺めております。図鑑の世界をあらゆる観点から迫り、図鑑の奥深さを知るわくわくの特集。荒俣宏さんはじめ執筆された方々の図鑑愛が伝わります。子供の頃から好きなのは恐竜や鉱石。大人になっても好きなものは心惹かれます。カシワイさんの表紙絵が素敵。保存版。

2018/10/27

山像

図鑑ブームというやつが来ていたらしい。知らなかった。「図鑑」概念からイメージされるものの中心に生物を体系的に並べたものという典型があり、その周縁にオタク的な収集欲を満たしてくれるものという図鑑像が分布している感じ。後者のイメージについて書いている人も、前者的な図鑑観を話の枕にしていたりするし。 で、本職の形態学者でありながら後者を語ることに全振りした倉谷先生の「子供の世界観形成における「怪獣図鑑」の作用について」がメチャクチャ面白かった。子供はいとも容易く図鑑から一個の世界を作り出してしまう……パワフル。

2018/10/01

久米田Q

博物学的な世界認識の方法としての図鑑、最新の研究成果を一般の人々に広く紹介するメディアとしての図鑑、コレクション・記録としての図鑑など、様々な角度から図鑑について論じられている。形態分類学と系統学の間での葛藤や、ゲームと図鑑の関係など、バラエティ豊かな切り口が楽しめる。個人的には、特集外の杉本真維子の詩、図譜やエクフラシスの詩情を論じる大久保ゆうさんの論考、小笠原鳥類の詩が気に入った。図鑑ブームがきていることをこの特集で知ったが、言われてみれば図鑑と名のつく出版物がずいぶん増えているような。

2018/10/16

knm296

やはり小難しい

2019/08/11

井蛙

図鑑というのは、両手の中に一つの閉じた世界があり頁をめくるたびにその世界の中を縦横無尽に駆け巡ることができるというところに子供らしい純真で完璧主義的な空想を刺激する部分があると思うのだけれども、図鑑を作る人間からすれば図鑑のハイパーテクストの方に神経を使うものらしい。図鑑は一見完成された総覧に見えるけれど、つねに更新を待つ遷移的な存在でもあり外部との関係を隠喩的に支持している。つまり大人にも図鑑を読む価値があるとすれば、それは単純に在りし日の子供心とその情景を無邪気に回顧するような類のものではないだろう。

2019/03/19

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